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2014年1月19日日曜日

『裏方ほどおいしい仕事はない!』(著:野村恭彦さん)


フューチャーセンター(フューチャーセッション)の可能性を学ばせていただいたFUTURE SESSIONSの野村恭彦さんによる『裏方ほどおいしい仕事はない!』を読了しました。野村さんとの出会い以降、気になっていた一冊。一昨年、2012年10月に当時のチームメンバーがレポートしてくれたこともあり、ずっと気になり続けていた一冊でした。

最近、今まで以上にファシリテーションする機会が増えたこともあり、ようやくではありますが、読んだ次第でした。


野村恭彦さん

『裏方ほどおいしい仕事はない!』
(著:野村恭彦さん)


読んでみて感じたのは、職場という誰もが毎日過ごしている空間&時間の中で繰り広げられるリアルな描写故に共感度合いMAXということ。評論ではなく、企業人の心を「ここまでも!?」というくらい理解してくださった上で、アドバイスを促してくださっている実践の本。「事務局力」を活用して、裏方という表舞台の楽しさを学ばせていただきました。オススメの一冊です。

「ちょっとした“仕掛け”を行う勇気と知恵があれば、会社をいくらでも動かせる」という一文がありました。ここで思い出したのは、NECカシオモバイルコミュニケーションズの組織改革を検討&提案した時のこと。DENSOさんが開催しているS&S LoungeをNECカシオモバイルコミュニケーションズにも導入すべく、会社に提案しました。その時のキーワードが「仕掛け」と「思考」でした。2008年のiPhone上陸、そして、リーマンショックや311東日本大震災を通じて価値観の再定義が加速する中、スマホでのスペック競争に限界を感じて、組織の文化というか「思考」をデザイン思考とブランド思考に転換する必要性を感じていました。いきなり思考を変えることはできないので、そのための「仕掛け」として、多様性に触れる場である「ムサコ大学」(社内の人的ネットワーク構築の場)と「S&S Lounge」(社外の人的ネットワーク構築の場)を開催。そして、社長の了解を得て、「ムサコ大学」「S&S Lounge」の開催に至りました。まさに、権限がなくても、「ちょっとした“仕掛け”を行う勇気と知恵があれば、会社をいくらでも動かせる」という体験をしました。

昨年10月に異動した後、最近、仕掛けていない自分がいるなぁー。内省中...。


グッドデザイン賞2012を受賞
(株式会社デンソー)





<気になったキーワード>

  • ちょっとした「仕掛け」を行う勇気と知恵があれば、会社をいくらでも動かせる。会社を動かす裏方の仕事の代表が「事務局」。権限は、持っていたとしても使わない。権限で人を動かしても、相手は本気にならない。
  • 社長や役員の潜在的な課題意識を明快な言葉にすること。コンサルの仕事は、それだけ。
  • タコツボ化した組織のもとで、「自分の仕事をスピーディにこなしている人=生産性の高い人」と認識されるのは恐ろしいこと。
  • 自ら改革に取り組む人間は、自分自身の価値観に従って「青臭いことを言う」人物
  • 「褒められたい症候群」の人と、「雪かき仕事」をする人は対極。大事なことは、言われてからやるのではなく、自然に何気なく、美しく行うこと。
  • 「人を動かす」=「人のために動く」。情報を出す人のところに、情報は集まる。コミュニケーションの成否は、相手のためにどれだけ時間を使うかで決まる。
  • 演出はあっても、嘘はない。
  • 会社にとって、意外性のある物語を描く。意外性のある物語は、誰もが他人に語りたくなる。
  • 大企業の社員だからこそできる、大きな「社会を変える力」を活用すること。
  • 社会問題解決の事務局はライフワーク。焦ってはいけない。
  • アルバート・アインシュタインの有名な言葉「問題を20日で解決しなければならないとしたら、私は19日かけて、その問題を定義する。」
  • 事務局力の実践は、常にオープンなマインドで、周囲に働きかけ、協力関係をつくりながら、自己実現=社会実現を探求し続ける。こういう「生き方」。

<構成>

序章 35歳で「若手」と言われて
第1章 なぜあなたの仕事は評価されないのか?
第2章 権限がなくても人を動かせる
第3章 「事務局力」の7つの仕掛け
第4章 「事務局力」の実践7つのケース
おわりに 「すぐに成果が出る」に騙されるな


2014年1月18日土曜日

こすぎ朝学・ゆるカフェ朝会 〜PechaKuchaナイト方式での自己紹介〜


武蔵小杉のコミュニティ仲間である小池淳一さんが主催する「こすぎ朝学」「ゆるカフェ朝活」。毎週土曜日 8:30-10:00、武蔵小杉のコワーキングスペース「You+」さんで開催しています。




で、今朝、参加してきました。今日で2回目の参加。前回同様、寝坊して遅刻しての参加...。ごめんなさい...。でも、イベント名である「ゆるカフェ朝活」とあるように、ゆるーく運営しているので、「遅刻も大歓迎!」と仰ってくださり、気軽に参加できる雰囲気がうれしいです♪

今日は、参加者のみんながPechaKuchaナイト形式で自己紹介。PechaKuchaは、20ページのスライドを、1ページ20秒、合計400秒(6分40秒)でプレゼンテーションします。20×20という統一ルールで、誰もが楽しめるプレゼンテーション方式。




PechaKuchaナイト形式で自分がプレゼンテーションするのは初めてなので、ワクワクしながら参加しました。でも、何をプレゼンテーションすればいいのかを決めずに参加したこともあり、少し不安もありました。でも、小池さんのステキなアイデアで、その場で、スマホで撮影した写真から20枚選んで自己紹介することに。事前準備をしなくても、楽しく自己紹介できる新鮮なアプローチでした。

僕は、facebookの写真から20枚選んで自己紹介。こんな感じでした。



岡本克彦です。Bitstripsというアプリの画面。
各パラメーターがすべて50点というように、特徴がない僕です...。



武蔵小杉にオフィスがあるNEC/NECカシオモバイルコミュニケーションズで、
携帯電話やスマホの商品企画やマーケティングを担当していましたが・・・、



昨年10月に、東京(田町駅)のNEC本社に異動となりました。
異動したばかりなので、猫をかぶっている毎日です...。



昨年9月から企画編集ユニット「6355」のメンバーと共に、
「こすぎの大学」を開催しています。
毎月第2金曜日 19:28-21:00に開催。



前回、第5回「こすぎの大学」の様子。
前回は、武蔵溝ノ口でマンションコミュニティを推進されている
ヤマチャンが先生役。約30名が参加。



企業間フューチャーセンターという活動もしています。
企業間の連携による価値創造を模索。



2010年2月から「Future Innovation Cafe」というイベントを
毎月1〜2回、開催しています。



テーマは「宇宙探索」「旅」「不安」「妊活」など様々。



1/31(金)に「アートカフェ」を開催。
ぜひ、みなさん、参加してください!



今年の年賀状です。
妻と娘(小学2年生)の三人家族。



お正月は娘と一緒に福袋を買いに。



結果、ウチのソファーがぬいぐるみに占拠されてしまい、
座る場所がなくなりました (T_T)



カワイイもの好きです。
先日、リラックマ展にも行ってきました。



カワイイものだけでなく、甘いものも好きです。
ガールな要素がある185cmの僕です。



カワイイ、というか、
ちょいエロの「コップのフチ子さん」も好きです。



現在、23人の「コップのフチ子さん」がいます。



インハウスな活動だけでなく、アウトドアな活動もしています。
例えば、「チャンバラ合戦〜IKUSA」。



昨年末、久々の東京開催の時、
『ぶらり途中下車の旅』にも出演できました。



そして、飲むのも好きです。
千ベロの一人飲みが好き。



東京勤務になってから飲み過ぎて、
昨年末2回のタクシー帰りをしてしまい、
ボーナスのおこづかいを使い切っちゃいました...。


3月14日(金)に開催する第7回「こすぎの大学」でもPechaKuchaナイト形式で、武蔵小杉に関するコミュニティ活動を紹介していただく予定です。詳細なプログラム設計は、これからですが、ぜひ、ご興味&お時間がある方は、ぜひ、ご参加ください。




こんな土曜日の朝でした。
また、来週も、「ゆるカフェ朝活」に参加予定です。次は寝坊しないで参加します。・・・できるかな!?


「こすぎの大学」facebookページ
https://www.facebook.com/kosuginouniv


2014年1月15日水曜日

「こすぎの大学」のプログラム設計〜短時間のダイアログでも満足度が高いのはなぜ?〜


昨年9月から企画編集ユニット「6355」の仲間と運営している「こすぎの大学」。先週末、1月10日(金)に第5回目を開催するに至りました。第5回目を迎えることができたのは、これまで参加してくださったみなさんのおかげです。この場をかりて改めてお礼申し上げます。ありがとうございます!


さて、「こすぎの大学」は、19:28〜21:15の1時間45分でプログラム設計しています。
実際には、参加者のみなさんが十分に集まってから開始するために、10分遅れの19:40にスタートして、21:15に終了。なので、実質は1時間30分。



で、最近、よく問われることがあります。それは、「なぜ、短時間ながら満足感のある対話ができるの?」という質問です。

「こすぎの大学」は、以下のプログラムとなっています。

19:28〜19:40 (12分) 「こすぎの大学」の概要紹介
19:40〜19:45 ( 5分) 前回の復習
19:45〜19:50 ( 5分) チェックイン
19:50〜20:15 (25分) 先生役の方からのプレゼンテーション
20:15〜20:20 ( 5分) 1時限目 個人ワーク
20:20〜20:35 (15分) 2時限目 ダイアログ
20:35〜20:37 ( 2分) 席替え
20:37〜20:50 (13分) 3時限目 ダイアログ
20:50〜21:05 (15分) 4時限目 ダイアログ+グループ発表
21:05〜21:15 (10分) 次回の案内

上述したように開始時間が10分遅れとなり、また、先生役の方のプレゼンテーションを受けて質疑応答があったりして、50分確保している授業時間(ダイアログ時間)は大体40分程度になることが多いです。具体的には、2時限目(15分)、3時限目(13分)がそれぞれ10分弱になる感じです。

僕自身、短時間のダイアログながら満足感があるなぁーと思い、改めて、その理由をリストアップしてみました。設計段階で盛り込んでいることもありますが、このように振り返ることで、そうでない部分があることにも気づきました。

理由① チェックインでの自己紹介

チェックインで自己紹介していただきます。3分間の間に、より多くの方々と自己紹介するというゲーム性を盛り込んでいます。また、単なる自己紹介に留めず、ワークショップのテーマに合わせて「視力紹介」「ニコッ♪紹介」「過去紹介」をしていただくことで、初めての方同士でも、よりお互いを楽しく知れるようにしています。
これにより、2時限目のダイアログの際、自己紹介を最小限の時間に抑えられる感じです。



理由② 「武蔵小杉」という具体的なワークショップ対象

「こすぎの大学」は、武蔵小杉に住まう方・勤める方・関心のある方を対象にしたワークショップです。他のワークショップと比較して「自分事化」してワークショップに臨まれている方々が多いため、最初からアクセル全開でのダイアログになります。その結果、短時間でも内容の濃いダイアログになるのだと感じます。


理由③ 1テーブル最大4人という人数制限

ここはコダワリの配慮箇所ですが、ダイアログ時間を15分で設計しても実際には10分になることが多いこともあり、また、設計どおり15分だとしても十分な時間とはいえないこともあり、一人あたりの発言時間を多く確保するために1テーブルを最大4人にしています。
一人あたりの発言時間を3分とすれば4人で12分、5人になれば15分。3回のダイアログタイムがあるので、差分は3分×3分=9分となります。9分という時間延長が困難なため、1テーブルの上限人数を決めています。


理由④ 逐次メモにしない個人ワーク ※これは新たな気づき

これは、企画編集ユニット「6355」の仲間である柳橋さん(やぎちゃん)が導入したアプローチです。

第1回「こすぎの大学」では、先生役のプレゼンテーションを聞きながら気づいたことがあればポストイットに書いていただき、それを1時限目のダイアログでシェアしていただくプログラム設計をしていました。1回目の先生役はNECカシオモバイルコミュニケーションズ 佐藤敏明さんで、テーマは「NECと、地域デザイン」。示唆に満ち溢れたプレゼンテーションで、参加者の方々が綴るポストイットの枚数が膨れ上がってしまい、シェアするのに多くの時間を要してしまいました。

第2回は、柳橋さん(やぎちゃん)がプログラム設計、及び、ファシリテーションを務めたのですが、その時は、プレゼンテーションを聞きながらポストイットにキーワードを残していただくようには誘導(説明)しませんでした。そして、1時限目をダイアログでなく、個人ワークとして、プレゼンテーションを聞いて気になったキーワードをポストイットに書いていただくようにしました。その結果、逐次メモとは違い、印象深いキーワードだけが綴られました。2時限目のダイアログでシェアするのですが、印象深いキーワードにまつわる内容なので共感度合いも高まりますし、短時間で濃いダイアログがされるようになりました。





理由⑤ 開催を重ねるごとに得られた短時間でも大丈夫という安心感

当初、ダイアログ時間が短いため、満足感が得られるのか?、十分なアウトプットを創出できるのか?という不安がありました。しかし、これまで5回の「こすぎの大学」を通じて、短時間でも濃い内容で、高い満足感が得られるダイアログができていることがわかったので、最近は、ファシリテーション中も、安心して「限られた時間」を楽しめるようになっています。これは、先生役の方々、参加者の方々との共創体験から得られたものであり、みなさんに感謝しています。ありがとうございます♪


このような感じで実施回数を重ねるごとに運営ノウハウも蓄積され、より満足度の高い設計ができるような感じもしますし、そのようになるよう努めていきます。なので、これからも「こすぎの大学」に参加&応援してくださるとうれしいです。今後とも、よろしくお願いいたします!


「こすぎの大学」facebookページ
https://www.facebook.com/kosuginouniv



2014年1月6日月曜日

コワーキングスペース


コワーキングスペースは、渋谷の「beez」さんをよく利用していたのですが、昨年末、秋葉原の「CSS Space」さんを初めて使用しました。CSSは、「ちゃんと仕事する(Chanto Shigoto Suru)」の略。beezさん同様にオススメです。
また、一度しかお伺いできていませんが、地元 武蔵小杉の「You+」さんもオススメ♪
この3店舗のキャラクターがそれぞれ違って、同じ仕事でも気分を変えられる感じ。

(2013年12月18日 facebookの投稿より)


・・・と昨年末にfacebookで紹介したのですが、3店舗の特徴を紹介します。


渋谷の電源カフェ「beez」

2012年11月のFuture Sessionsさん主催フューチャーセッション「シニアのアクティビティ向上」に参加した際に出会った鈴木さんが運営しているコワーキングスペース。鈴木さんの人柄が、そのまま表現されているような空間です。ソーシャルデザイナー的な方々が多く集まり、単に仕事をするというよりも、仕事の先にある自分のビジョンを考えながら、目の前の仕事に没頭できる空間です。
なによりも、ソーシャルデザイナー的な方々が多いこともあり、スタートアップに向けてミーティングしている声に囲まれ、適度なザワザワ感が心地よいです。

渋谷駅から数分というアクセスのよさもあり、少し時間が空いた際に気軽に使えることもオススメな点です。





 渋谷の電源カフェ「beez」
 http://beez.co/shibuya/


ノマド&コワーキングスペース「CSS Space」

秋葉原で開催されるセミナーまでの時間が空いてしまったので、コワーキングスペースがないかとググって見つけたのが「CSS Space」さん。
秋葉原という土地柄、CSS Spaceさんに辿り着くまではメイドやjkのリフレの店舗を横目でチラチラ見ながら行かざるを得ないため、なんか落ち着かないのですが、CSS Spaceさんの空間は180度違い、清潔感に溢れた落ち着いた空間。

イマドキのオフィス空間をそのままコワーキングスペースにした感じ。とにかく、知的で清潔感溢れる空間。beezさんと雰囲気も異なり、静寂な空間の中で仕事に没頭できます。
仕事をしなくても、勉強や読書とかで使うのもよさそう。

秋葉原駅から5〜10分歩きますが、オススメな場所です。

あっ、あと、「CSS」は「ちゃんと仕事する」の略。この意味を知るだけで、さらに応援したい度がハンパなく高まります(笑)。




 ノマド&コワーキングスペース「CSS Space」
 http://css-space.jp/


コワーキングスペース「You+」

僕が暮らす街、武蔵小杉にようやくコワーキングスペースが誕生した「You+」さん。ショットバーなのですが、日中はコワーキングスペースとして開放しています。テーブルや椅子などはショットバーの設備なので、仕事に適しているかといえば、必ずしもそうともいえないですが、オトナな雰囲気の中、仕事するのも楽しいです。
残念なのは、夜はショットバーに戻ってしまうので、夕方で営業時間が終わってしまうこと。

 コワーキングスペース「You+」
 http://you-plus.biz/




2014年1月5日日曜日

夢を叶える


つい先日も振り返った『風立ちぬ』。


(BLOGより抜粋)
色々な思いが渦巻いていますが、一番強い思いは「夢を叶える」ということ。
好奇心と探究心、そして、仲間への感謝、更には、仲間との共創(Co-Creation)があれば、「夢は叶う」ということ。だけど、「夢を叶える」と「夢は叶う」は違う。「夢を叶える」は未来に向けた現在進行形、「夢は叶う」は過去形。「夢を叶える」ために、何をすべきか。今、僕は何を考え、何を行動すべきか。
昨年4月から幾度も別れがありましたが、2013年7月31日の弊社発表を通じて更なる別れが待ち構えています。昨年4月からの辛い経験を通じて、自分自身を見つめ直すこともできたので、「夢を叶える」ために、今年の目標にも掲げていますが「続けるチャレンジ」を邁進していこうと改めて思った次第です。
特に、NECカシオがスマホ事業から撤退を表明した7/31の後に観た『風立ちぬ』は、メーカーとしての立ち位置を見つめさせてくれた作品でした。
メーカーは、モノ・コト・キモチという生活者のライフスタイルをmakeすることができる最高の仕事。makeすること、つまり、「夢を叶える」ということを再認識させてくれた作品でした。

今朝、録画していた新日本プロレス1.4東京ドーム大会を観たのですが、IWGPヘビー級に挑戦する内藤哲也の「夢が叶わないっていうことを実感した時に、すごい絶望感は感じました」というインタビュー内容から思ったことを忘れない内に。




「夢を叶える」という現在進行形の思考&行動が絶たれることは、確かに絶望感を抱くに違いないです。僕自身も、7/31にNECカシオがスマホ事業から撤退を公表した際に、道半ばで断念せざるを得ない選択肢しか残されていないことに絶望感を抱きました...。

時間は有限。だからこそ、人生という残された時間を夢を叶えるということに費やしてきたのに、それが叶わなかった時に、それまでの時間は戻らないし、取り戻せない訳だし、確かに絶望感を抱くのは当たり前だと思います。

一方、夢を叶えた際に、「あれっ、自分の夢ってこんなものだったっけ?」と思うのも事実。これまで必死になって思考&行動してきたのに実現してしまうと、手に届いてしまうと、うれしさや達成感と同時に、疑問というか、空虚感というか、ある意味、絶望感に近い感情を抱くこともあります。

夢が叶わなくても、夢を実現しても、絶望感を抱くことがある。であれば、前向きに絶望感と向き合うのも「あり」だと思うようになりました。

夢を叶えた際に「あれっ、自分の夢ってこんなものだったっけ?」と思うのは、夢を叶えるために思考&行動している間に自分が成長しているから。Future Innovation Cafeで「夢」をテーマにワールドカフェを実施した際に、そんなことに気づきました。
例えば、幼稚園の頃は花屋さんになりたいと身近な職業に夢を抱きますが、自分が成長すると同時に、自分が知る世界も大きくなり、その範囲で新しい夢を抱くようになる。なので、以前は届かない対象だった夢が、成長と同時に手に届く対象になる。「あれっ、自分の夢ってこんなものだったっけ?」と思うのは、自分が成長していることの証。空虚感や絶望感は自分の成長の証として受け止めていいはず。

一方、夢が叶わなかった際にも、それまで思考&行動していたのだから、自分が成長していることは間違いない。だからこそ、少し陽転して絶望感を受け止めてもいいはず。

「夢を叶える」というマインド・行動・経験がかけがえのない財産になるはず。実際、かけがえのない財産になっているし。これからも「夢を叶える」ために思考&行動し続けるようにします。

メーカーの一人として、ステキな生活をmakeし続け、提供し続けていくようにします。


2014年1月4日土曜日

武蔵小杉の神社巡り


昨年に続き、娘と武蔵小杉の神社巡りに。
中学校の修学旅行でバスガイドさんに「二重にご縁がある」と学んだ55円を8セット準備し、いざ、自転車で出発。

元日に春日神社で初詣したので、今日は、小杉神社、京浜伏見稲荷神社、日枝神社、西明寺をお参り。

元日に初詣した春日神社

まずは、小杉神社に。夏祭りも楽しみな神社です。

小杉神社でお参りした後は、千ベロでお世話になっている(!?)、新丸子に。大きなお稲荷様がお出迎えしてくれる「京浜伏見稲荷神社」。千ベロ後に前を通ることがよくあるのですが、夜の神社、しかも、大きなお稲荷様がデ~ンと構えているので、ビビリな僕は、これまで神社の中に入ったことがありませんでした。

・・・で、中に入ってビックリ Σ(゚∀゚ノ)ノキャー。
たくさんのお稲荷さん、そして、多くの奉納された鳥居で作られたトンネル。
武蔵小杉に暮らしている会社の先輩からfacebookで教えていただきました。たくさんのお稲荷さん、108体が奉納されているそうです。煩悩の数だけのお稲荷様。今度行った時に数えてみたいと思います。

気になって、続けて調べてみると、稲荷神社には鳥居が多いとのこと。朱い鳥居と、神使の白い狐の組み合わせがご利益あるとのことで多くの方々が奉納するんですね。全然知りませんでした...。

武蔵小杉を知ることで、これまで知らなかった日本の文化まで知ることができて、なんか楽しくなってきています♪

大きなお稲荷様がお迎えしてくれる「京浜伏見稲荷神社」

奉納された鳥居で作られたトンネル

多くのお稲荷様。108体のお稲荷様がいらっしゃるとのこと。

京浜伏見稲荷神社では、望来が絵馬を書きました。小学2年生になった望来ですが、九九に苦戦していることもあり、絵馬に書いたのは「さんすうができますように おかもとみらい」。絵馬をかけると、望来の上にある絵馬は、HanaCAFE nappa69さんの絵馬。なんか、ハッピーなキモチになりました♪

望来の願い事「さんすうができますように おかもとみらい」

望来の絵馬の上には、HanaCAFF nappa69さんの絵馬

この後は、望来の七五三でお世話になっている「日枝神社」に。日枝神社では、とんぼ玉付のおみくじを。結果は「末吉」。

七五三でお世話になっている「日枝神社」

とんぼ玉付のおみくじ

おみくじの結果は「末吉」

日枝神社にお参りした後はランチしてひと休憩。
武蔵小杉の東急スクエア「めん、色いろ。いつでも、おやつ。」で、アボカドとマグロのクリームパスタ。すっごく美味しかったです。次もコレを注文しちゃう感じ。

アボカドとマグロのクリームパスタ

で、ランチ後に、もう2つの神社を巡る予定でしたが、お腹いっぱいになり、眠気も襲ってきたことから、帰り道にある西明寺に行って終わることにしました。

昨年も西明寺にお参りをしたのですが、西明寺の目当てはだるま型のおみくじ。結果は「中吉」。先ほどの末吉と足して「大吉」に。今年の望来もステキな一年を過ごせそうな感じです(笑)。

大黒天さまが祀られている「西明寺」

お目当てのだるま型おみくじ

結果は「中吉」


武蔵中原方面にも多くの神社があり、神社巡りをするだけでも楽しい休日を過ごせそうな感じ。暖かくなったら、また、娘と地元の神社巡りデートをしたいと思ったお正月の一日でした。

・・・って昨年も思いながら、神社巡りをしないまま今年を迎えたような!?