Google AdSense

2014年4月28日月曜日

DVD『ハナミズキ』


ゴールデンウィークに突入。娘は小学校、妻も買い物に出掛け、一人でまたーりと自宅で過ごす時間ができたので、DVD『ハナミズキ』を観ました。



水産高校と進学校という環境の違い、北海道と東京での長距離恋愛、破産、父の死、離婚、ようやくお互いに歩む道を見つけ始めた途端の恋人の死、・・・。
自分は何をしたいのかを模索する日々。そして、何かのきっかけを見つける度に起こる出来事。将来に不安を感じながら生き続ける二人。

日々の流れに身を委ねて生きること。未来から振り返れば肯定できることも、今の段階では不安でしかない。あるタイミングではバッドエンドなことも、もう少し年月が経てばハッピーエンドになることもあります。もちろん、その逆もある。長い年月の経験からしか見つからないことの大切さや切なさを感じさせてくれた作品でした。そして、長い年月の経験から何かを見つけられた時、お互いに交わす言葉は、やっぱり「ありがとう」なんだと感じた作品でもありました。

<あらすじ> ※wikipediaより
夢のために東京の大学受験を目指す紗枝と漁師の家業を継ぐ為に励んでいる康平は奇妙な縁から出会いお互い想い合うようになる。しかし東京に上京した紗枝と釧路に残った康平は遠距離恋愛を始めるも、それぞれのすれ違いから別れを選ぶことになってしまう。そしてそれぞれの道を進む2人は再び出会うこととなった。










2014年4月21日月曜日

『東京近郊の山ハイク』全22コース中、今、4コース。


『東京近郊の山ハイク』で紹介されている全22コースを制覇したいという思いを馳せるようになってきました。昨年7月からスタートして、今、4コース。1年に2〜3コースくらい楽しみながら制覇を目指したいです。

次に狙うのは、「鎌倉アルプス」「鷹取山」「大山」「陣馬山」かな?




【 】01. 天覧山 (埼玉県飯能市)
【済】02. 御岳山 (東京都青梅市) 2013年9月
【 】03. 蓑山 (埼玉県皆野町・秩父市)
【 】04. 鎌倉アルプス (神奈川県鎌倉市)
【 】05. 鷹取山 (神奈川県横須賀市・逗子市)
【済】06. 大楠山 (神奈川県横須賀市) 2014年4月
【済】07. 高尾山 (東京都八王子市) 2014年4月
【 】08. 筑波山 (茨城県つくば市)
【 】09. 大山 (神奈川県伊勢原市)
【 】10. 箱根駒ヶ岳 (神奈川県箱根町)
【済】11. 三頭山 (東京都檜原村) 2013年7月
【 】12. 白山・順礼峠 (神奈川県厚木市)
【 】13. 入笠山 (長野県富士見町)
【 】14. 沼津アルプス (静岡県沼津市)
【 】15. 陣馬山 (東京都八王子市)
【 】16. 金時山 (神奈川県箱根町)
【 】17. 岩殿山 (山梨県大月市)
【 】18. 石割山 (山梨県山中湖村)
【 】19. 北横岳 (長野県茅野市)
【 】20. 尾瀬ヶ原 (群馬県片品村)
【 】21. 富士山 (山梨県富士吉田市)



2014年4月20日日曜日

『東京近郊の山ハイク』4コース目「高尾山」

昨年から始めた一人ハイキング。

数年かけて『東京近郊の山ハイク』で紹介されている全22コースを制覇したいという思いを馳せるようになってきました。



これまでに、三頭山、御岳山、大楠山を楽しみ、今回は「高尾山」に。Future Innovation Cafeや「こすぎの大学」でご一緒している辻さん主催の「山歩きしたいわ」(山歩きし対話)に参加。当日は9名が参加。

イベント名にある「たいわ」。参加者との対話に加えて、山・草花・空という自然との対話も楽しんでほしいという意味が込められているそうです。辻さんの優しさや想いに溢れたネーミングや設計に共感。

4月12日、天気にも恵まれて最高のコンディションの中でスタートした山歩き。人気の高尾山。山桜が満開な季節ということもあり、いつも以上に登山客も多いため、高尾駅からバスに乗って小仏口から高尾山に向かう混雑が少なくて歩きやすい、そして、高尾山を十二分に体感できるコースを選択。

当日は自然と対話すべく、ネイチャーゲームの「コウモリとガ」「宝探し」も体験。
一人ハイキングでは決して楽しむことができない、仲間と一緒になっての自然の楽しみ方を満喫しました。

高尾駅に9時に集合し、10時から山歩きをスタートし、17時前に下山。6時間以上の山歩きは疲れましたが、ご一緒した方々や自然との対話が本当に楽しかったです。企画してくださった辻さんをはじめ、ご一緒させていただいたみなさん、ありがとうございました!


椿

新芽。春を感じる一枚。

山桜 その1

山桜 その2

すみれ

かえで

アオキ

桜と山桜のツーショット


『東京近郊の山ハイク』3コース目「大楠山」


昨年から始めた一人ハイキング。
『東京近郊の山ハイク』で紹介されているコースを楽しんでいます。
これまでに、三頭山、御岳山を楽しみ、先日は娘と一緒に横須賀の「大楠山」に。




横浜が地元ですが、すぐ隣の横須賀にある大楠山のことは知らず、『東京近郊の山ハイク』で初めて知った次第でした。

横浜で一番高い山は「円海山」。小学生の頃、遠足で度々登っていましたが、大楠山も同様な感じで、コドモからオトナまで誰もが楽しめるハイキングコースでした。円海山と違うのは、山頂からの眺めのすばらしさ。相模湾を一望でき、大島まで近くに感じられる展望は、登頂の疲れを一掃してくれます。ぜひ、家族で登ってみてください♪


当日の様子をtoggeterでまとめているのでコチラもご覧ください。

大楠山にハイキング
http://togetter.com/li/651548


遊歩道脇に小川も流れています

大楠山の山頂

山頂にある展望台

展望台から相模湾を一望

桜が満開でした

菜の花もキレイでした




『「弱くても勝てます」〜開成高校野球部のセオリー〜』(著:高橋秀実)


第43回「こすぎナイトキャンパス読書会」の課題図書の『「弱くても勝てます」〜開成高校野球部のセオリー〜』。

読書会当日までに読了できず、読書会から1週間かけて、ようやく読了。




個性を引き出す、(強者が作った)既存のルールに縛られない、練習を「基本の習得」と「仮説と検証」の場と捉えるなど、ビジネスにも通じるし、そして、価値観の再定義が進むイマドキの社会全体にも通じる視点に満ち溢れていて、スポーツをした後のような爽快なキモチになれた一冊でした。

そして、同じ作品を体験しながらも読書会に参加した方々は違う感想を抱かれて、その感想を通じて二度楽しかったです。その読書会の様子をtogetterでまとめたのでコチラもご覧ください♪

  第43回「こすぎナイトキャンパス読書会」『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』
  http://togetter.com/li/655879


<オマケ>

気になったキーワードに挙げた以下、僕も全くもって同じでした。

国語が嫌い。「筆者が言いたかったことは何ですか?」という問題が嫌い。答えは、僕の解釈と大抵違う。文章は理解できるが、「筆者が言いたかったこと」がわからない。

この体験が僕の人生の根底にあると言っても過言ではないです。
そんなことを以前、ブログ「テクニカルライティング」に書きました。テクニカルライティングと、ワールドカフェ&フューチャーセンターとの出会いが僕の人生に明かりを灯してくれました。



<気になったキーワード>


  • 苦手と下手は違う。苦手は自覚(想像)。下手は客観的な事実。
  • 一般的な野球のセオリーは、拮抗する高いレベルのチーム同士が対戦する際に適用するもの。レベルが低いチームが同じことをしていたら絶対に勝てない。普通にやったら勝てる訳がない。
  • 弱者の兵法。上手くなって勝とうとするのではなく、下手は下手で勝つ。
  • ドサクサに紛れて勝つ。
  • 1試合で各ポジションの選手が処理する打球はだいたい3〜8級。その内、猛烈な守備練習の成果が活かされるような難しい打球は1球あるかないか。
  • ピッチャーは際どいコースを狙ってはいけない。ボールばかり続くとゲームが成立しない。ピッチャーとは勝負以前にマナーへの精神が大切。
  • 青木監督の指導の背景「あらゆる可能性は理屈で引き出せる」。
  • 好きと思えるから努力できる。
  • 客観的に正確に怒鳴る。怒鳴っているが命じている訳ではない。
  • グランドは練習でなく、実験の場。仮説と検証を繰り返す場。
  • 国語が嫌い。「筆者が言いたかったことは何ですか?」という問題が嫌い。答えは、僕の解釈と大抵違う。文章は理解できるが、「筆者が言いたかったこと」がわからない。
  • 必要十分な練習を徹底的に追求する。
  • 可能性の可能性。可能性を掛けあわせると確率は下がる。いかなる文脈でも可能性をねじ込むのが「教育」なのかもしれない。
  • 生徒(選手)たちには「自分が主役」と感じてほしい。バッターボックスでは全員が主役。大人になってからは大胆な勝負ができないから。
  • 監督は自分が成し得なかったことを子ども(選手)たちに託している。


<構成>

1回 エラーの伝説
2回 理屈で守る
3回 みんな何かを待っている
4回 結果としての甲子園
5回 仮説の検証のフィードバック
6回 必要十分なプライド
7回 ドサクサコミュニケーション
8回 「は」ではなく「が」の勝負
9回 ややもすると甲子園
謝辞



2014年4月6日日曜日

『捨てる生き方〜引き寄せの法則〜』(著:佐藤康行)


友人から「捨てる」ことの大切さを学び、「捨てる」ことにチャレンジしている今年。
『捨てる生き方〜引き寄せの法則〜』(著:佐藤康行)がKindleのセールで48円だったこともあり、ポチッと購入。
※通常のKindle価格も100円とお手頃価格です



読んでの感想は・・・、僕の心には、あんまり響きませんでした。
確かに書かれている内容は正しいのですが、なぜか、共感も同感もすることが少ない一冊でした。著者の上から目線な表現が引っ掛かり、正しい内容なのですが、正しいこととして受け止めることができませんでした。

「捨てることが大切」「捨てる生き方が好き♪」と自然に語りかけ、そして、その言葉どおりに生活している友人の言葉&行動に勝るものはないな、と感じた一冊。
本書を通じて、逆説的に、相手の心に届くコミュニケーションの大切さを知り、そして、そのようなコミュニケーションを心がけようと感じた一冊でした。


<気になったキーワード>


  • すべて捨てたら、すべて手に入る。そんなに欲しかったら、とにかく捨てること。
  • 外からかき集めるのではなく、もともと持っているものを発見すること。
  • 結局のところ、実際に捨てなければならないのは、自分の心の中の「ニセモノの自分」。
  • 楽に捨てる方法。執着しているものよりも、もっと価値のあるものを見つけること。
  • 人のためになる仕事というのは、本当は、その仕事が早く「要らなくなる」ように努力する必要がある。人に不足や不満があるから仕事が生まれる。自分がますます必要とされるのは良くないこと。仕事の本質は、周囲が自分を必要としなくなるほどに、自分の能力を人に移譲し続けること。
  • 「否定する」ということは決して悪いことではない。「捨てる生き方」では肯定するよりも大切なこと。
  • 守・破・離
  • 「我々はどこから来たのか。我々は何者なのか。我々はどこに行くのか。」(フランスの画家 ポール・ゴーギャン)
  • どんなに学んでも実践しなければ幸せにはなれない。


<構成>

序論 捨てる生き方とは
第1章 仕事を捨てる!
第2章 悩みを捨てる!
第3章 人間関係を捨てる!
第4章 家族を捨てる!
第5章 肉体を捨てる!
第6章 人生を捨てる!
結論 ニセモノの自分を捨てる!
あとがき


2014年4月2日水曜日

『データを紡いで社会につなぐ〜デジタルアーカイブのつくりかた〜』(著:渡邉英徳)


何気なくamazonでポチッとした『データを紡いで社会につなぐ〜デジタルアーカイブのつくりかた〜』。




昨年、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントによる平成25年度中原区市民提案型事業「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」に参加させていただき、その時に「武蔵小杉ココ好きマップ」のアイデア創出に至りました。ただし、アイデアは創出したのですが、実現方法に悩んでいた際に、つい先日、「越谷デジタルマップ」に関わっている方からアドバイスをいただきました。
で、本書の最後の「おわりに」を読んでいたら、この「越谷デジタルマップ」に関して書かれていて、「!」という衝撃を感じた一冊でした。なんというセレンディピティ。「武蔵小杉ココ好きマップ」を作りなさい!という神様のお告げのような気がしています。

過去や現在を未来に伝え続けるためのデジタルアーカイブの大切さ。
そして、未来に、どのように伝え続けるか?
デジタル(記録)なのか、アナログ(記録)なのか、それとも、人(記憶)なのか?
択一ではなく融合した伝え続け方が大切なのは誰もが認識しているとおりですが、「事実をストーリーとして伝えられるのは人だけ」だと感じた一冊でした。

<気になった内容>


  • 「無意識」の内に蓄積されていくビッグデータを「意識」すること。便利さの影に潜む危険から身を守ること。
  • ビッグデータそのものは、善も悪もない「ただのデータ」。使い手の意思によりプラスにもマイナスにもなる。
  • 日本で最もオープンデータ化が進む福井県鯖江市。2013年10月時点でのオープンデータ化が進む自治体Top3は、鯖江市の123、横浜市の47、名古屋市の34。ダントツの鯖江市。
  • インターネット時代に適した新しい著作権ルール。国際的非営利団体のクリエイティブ・コモンズが提唱するCCライセンス。
  • オープンデータ化≠ビジネスチャンス。オープンデータ化の先にある社会課題解決、社会価値創造を考えること。
  • オープンデータの活用例「税金はどこへ行った
  • 技術には寿命がある。たとえ時代と共に技術が移り変わっていったとしても、記憶は継承されていくはず。


<構成>

はじめに
第1章 ビッグデータの時代
第2章 オープンデータの時代
第3章 仮想世界の「建築」とグーグルアース
第4章 記憶をつたえる「アーカイブ」をつくりはじめた
第5章 ヒロシマ・アーカイブ
第6章 東日本大震災アーカイブ
第7章 震災とビッグデータ
おわりに