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2011年3月17日木曜日

『君のとなりに』

311東日本大震災の2日前に購入した詩集『君のとなりに』。

本屋で立ち読みし、衝動買いしてしまいました。
全ての文字が水色の詩集。立ち読みの時、たくさんの余白の中に綴られている水色の文字を見つめているだけで幸せな気持ちになりました。
初めて購入した詩集。


岡本克彦のブログ-君のとなりに


衝動買いしたものの、帰りの電車で数ページを読み、そのまま爆睡。週末に読もうと思いつつ、震災で読む余裕がなく、週明けに読みました。ゆっくりと。

震災の影響で不安に満ちていた自分の気持ちを晴れやかにしてくれた一冊です。

見上げれば「空」がある。
横には「家族」「恋人」「友人」がいる。
自分には「夢」がある。
周りには、名前は知らないけど、「お互いに支えあっている人」がいる。

日常には幸せがたくさん溢れている、もちろん、幸せでないこともあるけど、日常は多くの感情で満ち溢れていることを気づかせてくれる一冊でした。

震災で非日常な日々が続き、そんな今だからこそ、さらに「日常」のすばらしさを感じます。


<この本の帯より>
夜、毛布にくるまって、ひとり声を出して読んでいると、
ぎゅっとハグされているような気持ちになる。少し泣いて、
温かくなって、ぐっすり眠れるような気がする。
華 恵 「ダ・ヴィンチ」2010年2月号より