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2014年6月30日月曜日

望来の9回目の誕生日


今日は望来の誕生日。9歳の誕生日。
2005年6月30日に誕生し、あっという間に9年が経ちました。




望来が誕生した2005年6月30日は、奇跡的な日でした。

僕が商品企画を担当していたN901iSが望来の誕生1週間前の6月24日に発売。発売後の反響調査と併行して、佐藤可士和さんとのコラボケータイN702iDの商品企画&開発の真っ只中。連日、佐藤可士和さんやドコモさんとのミーティングがあり、ミーティング後は会社に戻り、深夜まで残業の日々。出産の数日前に妻の陣痛が始まり入院してからは、川崎(武蔵小杉)から妻が入院している小田原の病院まで始発電車でお見舞いに行き、妻と会話してから10時頃に出社。





そして、出産当日。6月30日も同様に始発電車でお見舞いに。昨晩から陣痛が続くものの自然分娩が難しく、帝王切開することに。帝王切開するためには、手術の同意書を書く必要があり、病院に到着早々、同意書に署名。仮に、僕が病院に行くことができなければ、同意書に署名ができず、帝王切開による出産もできなかった様子。

分娩室(手術室)に入って出産。分娩室の前で、望来の産声を聞いた後、妻が手術用の寝台に乗って出てきました。分娩室はすっごく寒いようで、妻の身体は冷えきっていました。自然分娩ではありませんでしたが、女性が子どもを出産する時の大変さを実感すると同時に、感謝の気持ちでいっぱいになったことを鮮明に覚えています。

当時は佐藤可士和さんやドコモさんとのミーティングのため、会社を休むことができない日々でしたが、6月30日だけは社内のミーティングだけだったため、午前中に調整をし、会社を休むことができ、出産にも立ち会え、出産後の妻や望来と一緒の時間を過ごすことができたのは奇跡的でしたし、神様の存在を感じた日でもありました。




そんな望来も早くも9歳。
誕生日の今夜、一緒に過ごしていたら、望来からはこれからも早く帰ってきてとのリクエスト。この数年、サードプレイスの活動で、中々、望来と一緒に夕食を囲んだりできない日々が続いていましたが、これからは望来との時間を大切にし、望来の声に応えようと思った誕生日の夜でした。

2014年6月29日日曜日

【ソニー デザインの舞台裏】トレンドではなく、本質の追求から生まれた 4K対応ブラビアの「究極的幾何学形」


THE HUFFINGTON POSTへの掲載記事。
【ソニー デザインの舞台裏】トレンドではなく、本質の追求から生まれた 4K対応ブラビアの「究極的幾何学形」

デザインされた拘りに共感しましたし、惚れ惚れしました。



  • そもそもテレビって横から見たときに、薄く見せなきゃだめなのか?
  • トレンドではなく、本質を追求
  • 壁に掛けることが必ずしも合理的とは限らない
  • ポートリプリケーターを使用すれば、ケーブル類をまとめてよりシンプルに美しく設置
  • 絵を壁に飾る時も額縁が重要な役割を果たします。映画館でもスクリーンの周りは黒いエリアで囲まれています。フレームやベゼルにはコンテンツの『体験』にとってもちゃんと意味があるんです
  • もう「日本のリモコンはかっこ悪い」とは言わせない
  • テレビをデザインすることは、生活空間をデザインすることにも等しい







http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/16/sony-design_n_5501578.html



2014年6月24日火曜日

そうだ、川崎市議会に行こう!

僕が住まう街、神奈川県川崎市。東京と横浜の中間に位置して急速に再開発が進む街。対話を通じて「最幸(さいこう)のまち・かわさき」を目指す福田紀彦市長のもと、市政90周年という節目の年を迎えています。


以前、イベントで知り合った川崎市議会議員 吉田史子さんのお誘いで「そうだ、川崎市議会に行こう!」というコミュニティに参加したのがきっかけで、市議会を初傍聴することに。再開発が進む川崎ですが、中学校に給食が未導入でワークライフバランス上の負担が大きいなどの課題もあります。課題を感じつつも、行政を「身近でない」「どうせ変わらない」と諦めず、まずは市議会を傍聴して、行政の仕組みや内情を知ろうと集まったワーキングママたちと数人のパパ。
傍聴前に事前勉強会。川崎の課題についてワークショップをし、吉田史子議員から川崎市議会の現状をヒアリング。勉強会を通じて感じたのは・・・、

  • 市民の普通と、市議会の普通にギャップがあるかも。“ある”でなく、“あるかも”。
  • そのギャップ解消に取り組んでいる議員さんがいる。
  • 一方で、ベテラン議員は寝ていたり、国会同様のネガティブなイメージは市議会も同様っぽい。


川崎市議会議員 吉田史子さんたちとの事前勉強会

きっかけがあれば、市民の声が集まるんですね

勉強会から数週間後、初めての市議会の傍聴。結論から書くと、従来からの慣習に縛られ、スゴイことがスゴイと伝わらないことにもどかしさを感じた場でした。

傍聴できるのは先着100名。当日の傍聴者は10名程度。僕らの仲間が5人だったので、普段は数人ということ!?

市議会が始まりました。当日は、自民党と公明党による代表質問と答弁。まずは、自民党 廣田健一議員による代表質問。国会同様の原稿読み上げが1時間続きました。その間、議員や市の各担当局長たちは黙って聴くだけ。議場には必要最低限の持ち込みしか許されておらず、パソコンやスマホ、不要な資料なども持ち込み禁止。質問内容で気になった点をググることもできず黙って聴くのみ。非生産的な時間。僕は市議会の様子をtwitterで中継していたから起きていられたものの、そうでなかったら爆睡していたはず...。質問の後は、福田市長や各担当局長が代わる代わるに原稿読み上げによる答弁。ふと、川崎市のホームページを見たら、すでに質問項目が掲載されていました。さらには「およそ3時間3分程度」の記載。えっ、分刻みに計画されたプログラム!?

休憩時間に三浦淳副市長が話しかけてくださいました。僕の気持ちを察したのか、「議会に至るまでに、質問に対する施策の検討や回答準備、原稿作成に多くの時間を費やし、それを分刻みで発表する。裏側も知ってほしい」との言葉。

本当にそうなんです。分刻みで進行するまでに練られた質問と答弁。ただし、傍聴席にいる僕らは、その姿しか知らず、このように感じるはず。「原稿を読み上げているだけじゃん。そして、わざと早口で、市民には理解されないように」。しかし、早口な理由は、多くの案件を議論をした結果だから。議会に至るまでの多くの議論が伝わらない、分刻みで入念に設計されている緻密な発言要旨が伝わらない、スゴイことがスゴイと伝わらないことが残念で仕方ありませんでした。

ストーリーへの共感が求められる今。「市・議員→市民」という一方通行の関係性でなく、市議会をリデザインすることで市民が共感者&共創者になれば、街づくりのスタイルも変わると感じた時間でした。このブログを読んで、このように少しでも感じていただけたら、うれしいです。「そうだ、川崎市議会に行こう!」

2014年6月17日火曜日

『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』(著:香取貴信さん)


『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』の著者である香取貴信さんを講師に迎えてのNECグループ限定セミナーである「第22回CSマインドセミナー(初級編)」に参加しました。




香取貴信さん


このセミナーをコーディネイトされているNECの先輩である柴田さんが大切に育み続けてきたセミナー。中々、タイミングが合わず参加できなかったのですが、ようやく参加できました。参加してわかりました。このセミナーが「22回」も続いていることの理由が。

これまでに参加されたことはない方にも受講していただきたいし、僕も再度、受講したい気持ちです。

公私ともに色々な出来事が重なっていたこともあり、ドタキャンも考えていたのですが、ドタキャンすること自体がCS (Customer Satisfaction)に反するし、きっと、このタイミングで参加できることに意味があると考えて、予定どおり(!?)、参加した当日でした。
そして、上述したように、このセミナーが「22回」も続いていることの理由、そして、CSについて改めて、いや、新たな気持ちで学ぶことができました。

講師の香取貴信さん、そして、柴田さんに感謝です。ありがとうございました。

あっ、最後に。NECの先輩の柴田さんには、今、活動している「こすぎの大学」の前身である「ムサコ大学」で先生役を務めていただいたことがありました。その時のテーマは「社会人として大切なことはみんなお客さまから教わった」。柴田さんからの僕たち生徒役へのメッセージは「大切なことは色んな考え方を受け入れること。ただし、迎合することはありませんし、そんな必要はありません」でした。相手事を自分事として捉えて考える。そして、自分事として自然体で接する。ステキなCSマインドです。


<セミナーで印象に残った言葉>


  • 当たり前のことを当たり前にやる。それが、いつかは「信頼」につながる。
  • 常に考え続ける。従業員に想像させる。身体の傷は治っても、嫌な思い出は消えない。
  • 「できるか/できないか」でなく、「やるか/やらないか」
  • 人は「恐怖」「権力」「ペナルティ」で動かすこともできるけど、人は変わらない。人を変えるためには、まずは自分が変わること。人は、人の背中を見ている。
  • 大人が変わると子どもが変わる。子どもが変わると未来が変わる。
  • 成功者と失敗者の言葉の違い。成功者は、明るくて、元気で、前向き。キレイな花には、キレイな蝶などが集まる。ウンコにはハエが集まる。「俺は悪くない」という考え方はウンコ。
  • 成功者でなく「成幸者」。自分の成幸は「誰かのおかげ」。
  • 普段から優しくしないと、仕事上も優しくできない。仮に優しくできたとしても、それは偽善でしかない。
  • サービスの難しさは、サービス提供者の気持ちが相手に伝わってしまうこと。




2014年6月15日日曜日

「2030年の心豊かなライフスタイル~未来のあたりまえを考える~」に応募しました

日刊工業新聞社モノづくり日本会議「ネイチャー・テクノロジー研究会」さんによる「2030年の心豊かなライフスタイル〜未来のあたりまえを考える〜」に応募しました。

2030年の 心豊かなライフスタイル〜未来のあたりまえを考える~

4月に応募し、5月末に入賞作品が発表されました。結果は・・・、残念ながら「落選」しました。入賞作品の著作権は主催者に帰属するのですが、落選したので正々堂々とブログで紹介できます(笑)。こんな感じでした。

<趣旨>
環境・エネルギー制約が頂点に達するとされる2030年をターゲットに、心豊かな未来の情景や自然を大切にする生活シーン、人間らしい暮らし方などを表現していただきます。状況が厳しいからといってがまんをするだけでは、進歩がありません! わくわくドキドキする未来に必要なモノやサービス、それを実現する手立てなどを提案してください。
<テーマ>
2030年の 「心豊かなライフスタイル」~未来のあたりまえを考える~

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タイトル「予想できる未来と、創る未来」

2030年に25歳になる私の娘「望来(みらい)」。未だに来ない「未来」ではなく、望んだ社会が来る「望来」。未来は自ら創るものという願いを込めた。

アベノミクス等での経済政策が注目を浴びる一方、地域と住民を中心として魅力的な街づくりにチャレンジする「ワクワク特区」という政策が2015年にスタートした。世代や職業などを超えて、高齢化や人口減少という社会課題解決にチャレンジ。この街づくりのルールは一つだけ。「失敗を許容すること」。成功するには失敗は当たり前。失敗を繰り返しながら、そして、失敗するからこそ応援者も増え、結果として世代を超えてワクワクする街づくりが実現した。

2015年にスタートした「ワクワク特区」の初期メンバーとして参加した10歳の望来。そして、2030年、ワクワク特区の試みは、世界に輸出する日本の知的産業に成長。その代表に25歳の望来が就任。新しい世代が自ら輝き始めた2030年。


2013年にスタートした「ワクワク特区」の前身である「こすぎの大学」
(神奈川県川崎市の事例)

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この応募を通じて、「こすぎの大学」の将来像を自分なりに描けたことという収穫がありました。自分の思い&想いを可視化することって重要ですね。
そして、昨日(6/13)に開催した第10回「こすぎの大学」のテーマは「武蔵小杉で夢発見」。イベント前に、この応募を予習として夢を発見していた僕。主催者の特権ですね(笑)。


2014年6月7日土曜日

ボールペンに戻しました


FRIXON BALLが発売されてからは、書き味に加えて、「書き直せる」という使い勝手のよさから、ずっとFRIXON BALLを使い続けていました。インクの減りが早くって、常に替え芯を持ち歩くという不便さも乗り越えて、ずっと愛用していたのですが、心機一転、ボールペンにしました。



FRIXON BALLを使う前に使っていたゲルインキのボールペンでもなく、油性ボールペン(Acroball)。ゲルインキのボールペンは大学生の頃から使っていた気もするので、油性ボールペンを使うなんて、高校生以来?

理由は、「一文字一文字を大切に書くこと」にチャレンジするため。

僕は、メモ魔なので書く量が多く、ついつい焦って書き間違えも多いのですが、敢えて、不惑の40代ということもあり(・・・この理由はないな(笑))、落ち着いて文字を書くことにチャレンジしてみたくなりました。

で、油性ボールペンを使い始めて、わかったこと。

  • 書き間違えをしないって難しい。ついつい、今までの癖で焦って書くので書き間違えはある。
  • だからこそ、書き間違えしなかった時は、何気にうれしい。仕事中にニヤけてしまう。
  • 油性ボールペンのしっかりとした筆跡は、読み返した時に印象が強い。




しばらくボールペンライフが続きそうです。ぜひ、オススメのボールペンがありましたら教えてください。