Google AdSense

2012年6月20日水曜日

Future Innovation Cafe「柔軟な働きかた」カフェ

katuhiko0821-柔軟な働きかた


企業間フューチャーセンター主催のFuture Innovation Cafe、第34回のテーマは「柔軟な働きかた」。

柔軟シリーズの第1弾として開催された今回のイベント。
2部構成で、第一部は「働く人」をサブテーマに、Great Place to Work® Institute Japan代表 和田彰さんを、
第二部は「働くための社会構造」をサブテーマに、日経BP 日経マネー編集部 副編集長 野村浩子さんをゲストスピーカーとしてお迎えし、参加者の一人としても、事前の期待度が高まるイベントでした。

しかし、現実は、「柔軟な働きかた」を実現できていない自分を見つめるはめに …(;´Д`)ウウッ…


15:00- 第一部「働く人」のイベント開始

このイベント含めてトリプルブッキングしていた内の一つである社内打合せに参加。
元々、第二部から参加予定だったので、この社内打合せは、自分の選択だったし、充実した社内打合せになりました。ここまでは、いい感じ。

18:00- 第二部「働くための社会構造」のイベント開始

社内打合せも終えて、会場に到着しているはずが、まだ、会社...。
今日が期日の案件について、最後に意見が分かれて、作業はSTOPし、延々と意見のぶつかり合い。チームメンバーに「岡本さんも怒ることがあるんですね」と言われるくらい、凝り固まった思考での仕事モード。

20:20 会場に到着

ゲストスピーチ、ワールドカフェも終わり、各グループからの発表タイムの最中に会場入り。ラスト2つのグループ発表をお聞きできただけでしたが、「フューチャー川柳」でお馴染みの川端さんの締めで、15:00~の場の雰囲気や気づきを共有できた気がしました。

  ~以下、フューチャー川柳より~
  柔軟な働き方カフェだなんて、お題が長すぎて使えないのだが、
  こんな風に詠んでみた。

  じ  自分軸
  ゆ  ゆるく動けど
  う  失わず
  なん 何とでもなれ
  な  南無阿弥陀仏

  しっかりとした自分の軸がなければ、ただ流されるだけで、
  そんなんじゃ柔軟でもなんでもない。ただ、軸が硬いと、
  環境の変化でポキッと折れてしまう。何とでも動けるような
  ゆるさが必要なのだ。そして、やるだけやって後は祈るだけと
  いう心の持ちようも、柔軟さといえるのではないか。

21:00 懇親会

懇親会は、しっかりと参加。
これまでもワールドカフェに参加できず、グループ発表からの参加や、懇親会からの参加というのが多いけど、まぁー、いいか(笑)。
懇親会は、この日が誕生日の田口さんのお祝いもあり、とてもシアワセな空間でした。



「柔軟な働きかた」カフェの一日を振り返っての感想

●イベントに参加できなかった原因である仕事モードもアリかな!?って考えが変わりました。すべてが柔軟である必要がなく、フューチャー川柳にあるように「自分軸」を、たまには主張するのもありだし、主張できる「自分軸」がある・見つけられたことはシアワセかもしれない。
●第一部、第二部共に参加できなかったけど、このようにブログを書けるシアワセ。自分が参加できなくても、参加し、気づきを共有してくれる仲間がいるシアワセ。自分がすべてを背負う必要がないという安心感と、仲間への信頼感。
●変わるのが重要なのではなく、「自分軸の幅を広げる」ことが柔軟なのかな?相手を受け止めて、過去~今の自分を受け止める。まずは受け止めること。そうすれば、自然と自分軸の幅が広がる気がしてきました。

2012年6月10日日曜日

国際見本市インテリアライフスタイル2012

東京ビッグサイトで開催されていた「インテリアライフスタイル2012」
短時間しか見ることができませんでしたが、多くの刺激と気づきがあり、とても充実した展示会でした。

見本市なので写真撮影が禁止なので、自分の記憶と、Web上で公開されているプレスリリース情報だけが頼りの綱ですが、気になったアイテムを幾つか紹介します。(自分のメモ用)

インテリアライフスタイル2012
http://www.interior-lifestyle.com/


nasta

http://www.nasta-project.jp/

nastaはスウェーデン語で「明日」という意味。日々の洗濯などの家事を楽しくさせるのがコンセプト。
そこで出会ったのが天井空間の新提案である「AirHoop」。
AirHoopがあれば、部屋干しの風景も美しくなること間違いなし。
天井に取り付けたベースに、必要な時だけポールをぶらさげて、部屋干しをする。
洗濯物だけでなく、観葉植物とかを吊り下げるのもオシャレ。

katuhiko0821-nasta2


OSORO

http://www.osoro.jp/

こちらもMTDO inc.の田子さんがデザインを担当されている「osoro」。日常からムダをなくすといいう発想のウツワ(器)の数々。
ムダをなくすために、器を重ねて使うという発想にシビレました。この展示会で、一番印象に残った作品でした。




こまもり

http://www.komamori.jp/komamori.html

こどもが大切なパパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんに書いた絵やメッセージを「お守り」にしてくれるサービス。しかも、刺繍で。この温かさにほっこりしました。

katuhiko0821-こまもり


touch dog

http://tent1000.com/TouchDog.html

株式会社テントさんによるスマホ・タブレット用タッチペン。このカワイさだけでなく、鼻先のタッチ部のクオリティに拘られたとのことであり、他のタッチペンより確かに感度がよかったです。

katuhiko0821-touch dog


tokyobike

http://tokyobike.com/

「山を走るのがマウンテンバイクならば、東京を走るのがトーキョーバイク」というのがコンセプトとのこと。コンセプトもステキですが、デザイン、そして、コストパフォーマンスまで全てがステキでした。TOKYOBIKE LITEは、35,000円♪

katuhiko0821-tokyobike


BANG!

http://bitplayinc.com/BANG

bitplayさんによるデスクランプ。ピストルの形をしたリモコンで、撃つ動作をするとランプが点灯/消灯すると同時に、ランプシェードが傾くという仕掛け(笑)。




NECライティング 有機EL照明

http://www.nelt.co.jp/information/press/2012-03-02.html

NECグループからもNECライティングが出展していました。なんか、うれしいキモチになります。
有機EL照明を出展。有機EL照明が普及すれば、生活シーンも変わるんでしょうね。

katuhiko0821-NECライティング02


日常の中にも、まだまだ、生活を楽しくするヒントが隠されているなぁ・・・と感じた展示会でした。ヒントは言い換えれば、自分でも気づいていない「不満」。意識化されていない95%の無意識を感じられるセンスを磨いて、これからも企てることに精進していきます!(きっぱり)

2012年6月5日火曜日

第8回企業間フューチャーセンター

katuhiko0821-企業間FC

2012年 5月25日
第8回企業間フューチャーセンターに参加しました。

企業間フューチャーセンターLLPの一員でありながらスケジュールが合わず、第2回に続き、2回目の参加。

前回(第7回)は、「社会、企業間FC、ホールシステムアプローチの10年後のありたい姿」を探求。ダイアログを通じ、各自でシナリオ・プランニングをし、10年後のありたい姿をシェア(したらしい)。

今回(第8回)は、10年後のありたい姿を振り返った後に、10年後のありたい姿と企業間フューチャーセンターの結びつきを探求しました。

9:15- チェックイン

汐留の富士通総研さんに集まった企業間フューチャーセンターの仲間たち。
「最近、気になること」を紹介しながら、知っている仲間同士だけど自己紹介。
会社名や部門名、役職という肩書きではなく、「自分(が思っていること)を紹介する」と字の如く自己紹介。
「前回の企業間フューチャーセンターでチェックアウトする時、涙が出そうになった」「誰も正解を知らないまま、この場に集まっている」等々、いきなり、誰もが素直な気持ちを伝え始め、場が適度な緊張感と開放感に包まれ始めました。

10:00- 個々人の10年後のありたい姿のおさらい

前回のおさらい・・・。前回参加していない僕は、いきなり、みんなのシナリオをfacebookで確認することからスタート。

そこには、今の社会に蔓延している「不安」はなく、価値感を再定義することで、個々人が自ら考え、自ら動く世界が描かれていました。個々人が自ら考えて動ける背景には、「ツナガリによる信頼感」(関係性)がある気がしました。

各自で振り返った後、ペアになって、お互いに振り返った内容をシェア。みんなのoutputを通じて、あたかも自分のその場にいたような気分になりながら、「CHANGE」というキーワードが浮かんだと相手に紹介。相手は「SHARE」というキーワードをプレゼントしてくれました。

その後、4人一組になり、前回ペアだった方の振り返りを他己紹介の形式で紹介。他人事を自分事として受け止めながら、多様性ある集合知を自分事にしながら、みんなでシェア

11:00- 前回企業間フューチャーセンターのキーワードのシェアとグルーピング(前半)

前回(第7回)のフューチャーセンターでのoutputである約100個のキーワードから、気になるキーワードを抽出。各自が3つのシールを持ち、気になるキーワードに投票。
投票結果は、ランチタイムの後のお楽しみ♪

12:30- 前回企業間フューチャーセンターのキーワードのシェアとグルーピング(後半)

選定されたキーワード上位を5つのテーマとして設定し、OSTの手法を使って、さらなる深堀を実施。僕が参加したチームでは、「企業間フューチャーセンターは“一晩寝かせた薬膳カレーとしての場づくり”を大切にします」というステートメントを掲げました。

13:20- ショートストーリーテーリング

仲間の5名が、それぞれ、なぜ、企業間フューチャーセンターに参加しているのか?を語り、それをみんなで傾聴。普段一緒にいるメンバーながら、初めて知る思いや想いがあり、より絆を深めると共に、この仲間たちとならば、きっと、10年後はありたい姿になっていると感じました。
あと、感動する内容に満ちあふれていて、少し、泣きそうになりました... (;_;)

16:00- ストーリーテラーへのフィードバック

ステキな話をプレゼントしてくださった5名に、各自がメッセージを書いた用紙をプレゼント。同じ話を聞いていながらも、個々人で感じた内容や、それをストーリーテラーにフィードバックする表現が違うのも新鮮。この瞬間を断面で切り取っても、多様性溢れる可能性に満ち溢れていました。

17:00- 10年後のありたい姿と企業間フューチャーセンターステートメントの結びつき

再度、5つのチームに戻って、最後の仕上げ。僕は「薬膳カレー」チームに戻り、ステートメントを具現化するために必要とされる要素を抽出。自分たちのチームだけでは狭い答えになってしまうので、次回以降のフューチャーセンターで多様な答えを導くために、各チームでステートメントを探求するための「問い」を設計。
薬膳カレーチームでは、一晩寝かせることが大切なので「間がありますか?」という問いを導きました。
あらゆる“間”があります。空間、人間、時間、隙間、...。早急に答えを導くのではなく、あらゆる関係性が構築されるために必要な信頼を育む“間”を、これからも仲間たちと探求していきます。

充実したフューチャーセンターでした。
丁寧な設計とファシリテーションをしてくださった中村さん、また、企業間フューチャーセンターの仲間たちに感謝です。ありがとうございました!



katuhiko0821-企業間FC_2
katuhiko0821-企業間FC_3

2012年6月4日月曜日

働きがいダイアログ~魔法の国のコミュニケーション~

$katuhiko0821-disney


2012年 5月24日(木)
「働きがいダイアログ~魔法の国のコミュニケーション~」に参加しました。

場所は日本NCRさん。日本NCRさんにお伺いするのは、今回で2回目。前回は、昨年10月の「第5回いい会社研究会」。日本NCRさんは、「Engagement」をテーマに、従業員の“働きがい”に対して活動をしているステキな企業。当日のイベントも入念に準備してくださった日本NCRの北村さんに感謝です。

で、いざ、会場入り。前回もそうだったけど、会場に入るだけで、新しい働き方を探求し続けていそうな方々のオーラが全開。で、少し怖じ気づくという前回と同じパターン(笑)。

今回のテーマは「HR」。通常、HRは、Human Resource(人的資源)を意味するが、この場では、Human Relationship(人の関係性)に焦点。

元オリエンタルランド副代表 上澤昇さんから、ディズニーランドの誕生秘話と、今では本拠地のディズニーワールドからも見本とされる「OMOTENASHI」について紹介。
顧客と社員、社員と経営、社会と経営などの「関係性」に満ち溢れた内容でした。

●ディズニーランドを千葉県に設置した理由は、経済貢献のために、京浜工業地帯の対抗策として設置した京葉工業地帯により、逆に住民に「公害」を与えてしまった千葉県の社会的責任への対処。「非公害企業」を誘致し、「人間参加の聴こえる広場」の設置を目指したとのこと。

●当時の国内の代表的な遊園地は、後楽園や豊島園。国内の有識者が集まって検討した結果、「大規模な後楽園」の企画ができあがった。内側の中の人だけによる企画の限界を感じた。

●偶然、知り合ったディズニー。理念の共通性をお互いに徹底的に対話し続けた1か月間。そして、日本にディズニーランドが誕生。

●レジャー施設への融資を拒否した銀行。資金調達が難航し、初のスポンサー契約を導入。スポンサー一番乗りがパナソニック。利益追求でなく、社会貢献を目的に、松下幸之助さんが、その場で快諾。

●当時の国内の遊園地の来場者数は、豊島園が年間160万人でトップ。ディズニーランドは初年度1000万人を目標に。1032万人の実績を達成し、その後も毎年50万人ずつ増加し、現在は年間約2500万人に。

東京ディズニーランドは、ディズニーワールドそのままを目指した設計をしていない。日本の文化とディズニーの世界観を融合した体験を設計。理由は、万博のような一過性のイベントにせず、日本人の生活に定着させるのが経営課題だったため。そのためには、日本の文化である「OMOTENASHI」精神に基づいたサービスが必要と考えた。

●米国の接客はマニュアルにより一貫性と効率性はあるものの、サービスを提供するスタッフに「心」が足りない。マニュアルを越える考え方「OMOTENASHI」を通じて、システムより「心」を大切にする運営を目指した。サービスは、マニュアルを越えて、一人ひとりが作り出すもの。

ホスピタリティ(思いやり・おもてなし)に必要なことは「集中力」。目の前にいるお客さまと真剣に向き合うこと。お客さまが求める要望を、お客さまが気づく前に自分が気づいて、お客さまをもてなすことが大切。

●従業員を大切に育てることが、最高のサービスの提供につながる。

採用で、教育の50%は決まる。採用時点で「人を選ぶ」ことが大切。そのため、面接に時間をかけている。

●ディズニーランドで実際にあった「OMOTENASHI」の事例
 ・ディズニーランドのお子さまランチ
 ・雨の中のシンデレラ


その後、「働きがい」と「関係性」に関するダイアログを実施。

ダイアログを通じて導き出した僕が取り組むべき関係性は・・・、
社内で毎月開催している「ムサコ大学」。社内の知られざるステキな方々の紹介を通じて、従業員同士がお互いをリスペクトし合い、従業員一人ひとりが自分や仲間の可能性、その集合体である会社の可能性を信じて、イノベーションを起こしていくこと。