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2012年9月4日火曜日

映画『ニッポンの嘘〜報道写真家福島菊次郎90歳〜』

「B to C」から「B with C」へ。そして、「B with C for Social」へ。
ソーシャルシフトを通じた生活トレンドを表現する関係性として、最近、多用しています。

リーマンショックや311東日本大震災による不況や不安がデフォルト化した中、身の丈ほどほどの自分基準のハピネスや、自分にできるコトを見つける。自分にできるコトが他人の役に立つ。ツナガリによる自分探しと社会参画(貢献)を通じて、社会の中での自分の居場所を作る。

この前提となるのが「ツナガリ」。
ツナガリを通じて、知らないことを知る。自分が成長して新しい価値を創出する。仲間と一緒だからこそ、仲間が応援してくれるからこそ、何かができそうな気がするし、行動につながる。

では、ツナガリがないと社会参画(貢献)できないのか?

そんな疑問を感じていた時に、ふと目にした映画の予告編。
たった一人で、常に社会を直視し続けてきた報道写真家 福島菊次郎さん 90歳を知るために、映画『ニッポンの嘘~報道写真家福島菊次郎90歳~』を観てきました。

政治に疑問を感じていて、政府を攻撃しているからこそ、年金を受けない生活を自ら選んで送る意志の強さ。
広島の原爆被害、東大紛争、ウーマンリブ、三里塚闘争、水俣病、自衛隊などの「事実」を直視し、「事実」を伝え続け、「事実」を探求し続ける。それらは、これから起こりえる「未来の事実」で、過去の過ちを繰り返さないようための使命感と感じました。

たった一人で、今も、事実を伝え続けることで、社会や未来をデザインしている福島菊次郎さん。
映画を観終えた今、「ツナガリがないと社会参画(貢献)できないのか?」という問いに対して、自分の中では答えが見つかっていませんが、少なくても、福島菊次郎さんは一人で成し遂げたという事実だけは忘れません。

いや、僕に、勇気がないだけの気がしてきました... (・_・;)


映画『ニッポンの嘘~報道写真家福島菊次郎90歳~』
http://bitters.co.jp/nipponnouso/

katuhiko0821-ニッポンの嘘

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