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2012年11月20日火曜日

『Pecha Kucha Night: 20 Images X 20 Seconds』

ボブさんとジミーさんの熱いメッセージが忘れられないPechaKucha Night Special in 東京デザイナーズウィーク2012で思わず購入。世界中の熱気が伝わる一冊。



http://www.amazon.co.jp/dp/4904126009/ref=cm_sw_r_tw_dp_QRLQqb1W04VP1

2012年11月19日月曜日

『ビジネス寓話50選〜物語で読み解く、企業と仕事のこれから〜』(博報堂ブランドデザイン著)

博報堂ブランドデザインさんによる『ビジネス寓話50選~物語で読み解く、企業と仕事のこれから~』。
チャレンジプロジェクトで知り合いになったボヴェ啓吾さんの著書。

企業と生活者の立場が「B to C」から「B with C」に変化。さらに、リーマンショックや311東日本大震災以降、価値観の再定義が進み、繋がった個々人が自ら動いて社会デザインに参画するようになってきた最近、「B with C for Social」を掲げてマーケティング活動を推進していますが、改めて、この方向性でアプローチすることの確からしさを再確認できた一冊でした。ありがとうございました!


<気になった内容>

大きな岩を先に入れろ。ビジネスにおける大きな岩は、ビジョン、コンセプト、コアアイデア。
●「企業には是が非でも成長しなければならない必要などない。だが、企業は是が非でも成長したいと思ってしまうのだ」(経済学者ミルトン・フリードマン)
●斧を研ぐことを疎かにした木こり。斧を研ぐ取り組み例。グーグル社の20%ルール、博報堂ブランドデザイン社の「6・2・2ルール」。6割を通常業務、2割をチーム維持の作業、残り2割を自分が興味を持っているテーマをビジネス化する取り組み。
●小さな賭けで済む内に勝負をたたみかけ、小さな勝利を積み重ねることで最終的な大きな目標を達成する。
難題に挑む時は多様性のあるチームを組む。自分が多様性ある価値観や技術を習得するのではなく、多様性あるメンバーを揃えればいい
●現在の延長線上の未来は「予測(forecast)」、非線形の未来は「予見(foresight)」。不確実性の高まった21世紀には予見が求められる。
●手段と目的の混同に気をつけること。商品やサービスの購入自体が、人の目的になることは基本的にない。人は何らかの目的を達成するために、なんらかの感情・体験を得るために、その手段として商品やサービスを購入する。
●「生活者に直接訊ねる」ことの限界。「もし消費者に“何が欲しいですか?”と訊ねていたら、“もっと速く走れる馬を”と言われただろう」(ヘンリー・フォード)。生活者自身も自覚していないツボを、現場での行動を徹底的に観察することで見つける「エスノグラフィ」「エスノビジョン」。
●ある問題の解決に取り組む際、その取り組みが影響を及ぼす「空間的な広がり」と「時間的な広がり」を考慮すべき。この広がりへの想像力が求められる。
「誰かを助けること」がビジネスの本質である。
企業の究極的な存在意義は人々の幸せをつくること。企業は生活者に幸せを与えるのではなく、生活者と一緒に幸せをつくるという対等な関係性。
マーケティングとは“意志”である。市場を調査すれば明確な正解がそこに見つかると思いがちだが、そこに表れる現実というデータをどう捉えるかは、最終的にはそれを見る人の意志に依る。
同一のフレームの中での差別化は、結局のところ、同質化に向かう。今、求められているのは、これまでのフレームに囚われない発想による新しい「市場そのものの創造」。
●小さな妥協が重なれば、理想や夢は叶わない。
●なにかの成果を得るためには、自分の主張や思いつきを我慢して、人の言葉に耳を傾ける「傾聴」の姿勢が大切
「知らない」なら「知ろうとする」こと。「知っている」なら「疑う」こと。
●“競争”から“共創”へ。
日本は課題先進国。日本が抱えている課題の多くは、近い将来、中国やインドがより大きな規模で突入していく課題。
●ブランディングは、企業に、商品に素敵な「意味」を与えること。
●組織も、ブランドも、ある一つの部分なり、性格なり、特徴なりというものは、全体と共に育ち、全体と関連し合って存在している。ある部分だけを都合よく改善なんてできない。
●情報過多の現在、自分の仕事の本質を把握し、そこに足りないものは他の人に頼るという「人まかせビリティ」の能力が重要。
●×の中には、実は例外的な○が潜んでいて、それを掘り起こして、シンボライズし、増殖させる。「彼らは例外だから」と思考の外に置かず、「ポジティブ・デビアント=よい方向に逸脱した人」と捉える。
●「独創性を持った人材を採用する」「創造力を持った人間を重視する」なんていう曖昧な採用方針や人事システムでは、真に創造的な組織を作るのは難しい。「違うヤツ」「おかしなヤツ」「間違っているヤツ」を選び評価すれば、組織も多様性や意外性を身につけることができる。
●「ブスの25箇条」。想像もつかないような成果は、想像できる範囲からは生まれない。
相手も変わり、自分も変わるのが「創発」、それ以外は全て「ハラスメント」。
アイデアとイノベーションとの間には、天と地ほどの道のりがある。アイデアを生み出すという容易な仕事と、実際にイノベーションを達成するという恐ろしく困難な仕事の違い。
●ある程度以上の大きさの組織になると、メンバー同士やセクション同士で、お互いに何をしているのかが把握できなくなることがある。その結果、ビジネス活動が非効率的になったり、組織としての求心力が失われたりすることもある。その時の拠り所がブランドやビジョンである。
●自社ブランドと競合ブランドなど、ビジネスには様々な「立場」が存在し、駆け引きが生じるが、大きな視点で見ると、一緒に新しい価値を創出している仲間と捉えることもできる。
●何もしなくても勝手に人が集い、勝手に盛り上がってくれる、なんてことはない。まずは主宰者の意志を示し、主宰者自身が楽しんで行動を起こす必要がある。「この指止まれ型リーダーシップ」が必要。
●今、ビジネスの世界で起こっている変化が「本質や普遍への回帰」を軸にしている。
●リーマンショックや東日本大震災といった衝撃が加わり、無限の拡大と成長を前提にしてきた社会の構造や生活のあり方を、「そもそも」の視点に立って見直そうという機運が高まっている。
●キーワード1「スピリッツ」を持つ
 スピリッツとは、企業や人が単なる経済合理性を超えて持つ「自分は何者か」「なんのためにあるのか」という確信のこと。
●キーワード2「共創する」。
 企業は顧客と向き合い、お互いが見つめ合うことを目指すのではなく、企業が掲げるスピリッツに共感してくれる顧客を仲間だと捉え、その同じ目的・未来を「共にみる」存在になること。
●キーワード3「とらわれない」。
 成功体験などの過去、無意識、立場、自己評価などに囚われないことが大切。


<構成>

第1章「はたらく」
第2章「売る」
第3章「つくる」
第4章「動かす」
第5章「つながる」
終章「50の寓話から見えてくるもの」


ビジネス寓話50選 物語で読み解く、企業と仕事のこれから (アスキー新書)/アスキー・メディアワークス


¥820
Amazon.co.jp


2012年9月29日土曜日

先輩や仲間との別れ

katuhiko0821-仲間

本日(9/28)付で、NECカシオモバイルコミュニケーションズやNECの多くの先輩や仲間が退職され、新しい出発をされていきました。素直に寂しい...。

今回のような大規模なリストラ(再構築)による別れは、僕自身、3回目の経験となります。
1回目は、入社したNECホームエレクトロニクスのリストラ、1999年9月の出来事、
2回目は、今の会社、NECカシオモバイルコミュニケーションズのリストラで、日立出身の方々が日立に戻られた時、2012年3月の出来事、
そして、今日で3回目。NECカシオモバイルコミュニケーションズ、及び、NECのリストラ。


【1回目の別れ】1999年9月 NECホームエレクトロニクス

入社4年目での出来事でした。
家電を扱っていたNECホームエレクトロニクスが他メーカに対抗できず、プロジェクターや照明機器などの継続性のある事業を除き、解散/分社化。
当時、ワープロの商品企画を担当していましたが、1995年のWindows95によるパソコンの急激な普及と同時にワープロという商品カテゴリが消滅すると共に、事業部門も消滅。僕はNECに出向/移籍になったものの、妻は退職。
当時はソーシャルメディアもなく、ケータイのメールも立ち上がったばかりで、お互いの連絡先も伝えられないまま別れ離れになり、今も音信不通の方々が多いのが悔やまれて仕方ありません。いつか、きっと会えると思っていたものの、時間の経過と共に会える可能性は低くなっています。自分がいけないのですが、時間と共に色々と教えてくださった先輩や同期の名前さえ忘れかけていて、facebookでも探せない始末...。

【2回目の別れ】2012年3月 NECカシオモバイルコミュニケーションズ

2010年に、カシオ日立コミュニケーションズ(CHMC)とNECの携帯電話事業部門が統合され、新設されたNECカシオモバイルコミュニケーションズ。スマートフォンへの急激なシフトと共に、iPhoneやGalaxyなどのグローバルに展開しているモデルを有するAppleやSamsungに単独では対抗できなくなった国内メーカが統合する機運の中、新会社への不安も確かにありましたが、変えなければ変わらないという思いで新会社に期待した当時。
僕らが育ってきた文化とは違うカシオ・日立の方々との2年間は、熱く意見を交えることもありましたが、NEC単独の時より多様な課題解決のアプローチが見えてきて、時間が経つにつれ楽しく、明るい気持ちになってきました。ただし、様々な理由で業績回復が伴わなず、焦りが生じ始めていた頃、新しい出会いがありました。2011年4月と7月の異動で出会った新チームメンバーとの活動はハンパなく印象深く、そして、業績回復につながる実績も残せて、再生できるという自信にも繋がった1年間でした。しかし、この充実した時間がしばらく継続すると思っていた矢先に、第1弾のリストラが始まり、チームメンバーの一人であった日立出身の彼女は、日立に戻ることになり、辛い別れとなりました。すべてにおいて優秀な彼女とは、商品企画だけでなく、会社拡張の活動も一緒にチャレンジさせてもらったので、facebookでツナガっているとはいえ、また、違う環境で活躍されているとは頭でわかってはいるものの、気軽に相談できない寂しさを今でも感じています。

【3回目の別れ】2012年9月 NECカシオモバイルコミュニケーションズ

最初の会社が消滅し、携帯電話事業部門に引き取ってもらったのですが、スピード感がまるで違う仕事環境に心身共に付いていくことができず、当初は度々休んでいました。そのような僕にも温かく接してくれて、スピード感ある仕事のスタイルを教えてくださった先輩や仲間が、今日、退職され、新しい出発をされていきました。その方々とのエピソードを簡単に振り返ってみます。

●新入社員の頃からマーケティングや商品企画のノウハウを丁寧に、優しく教えてくださったSさん。何にもできなかった新入社員当時を見られていたという照れくささ以上に、常に新しい気づきやノウハウを提供してくださる先見性に見習うことが多すぎて、頭が上がりませんでした...。
●会社で3回泣いたことがあるのですが、その1回の場で戦ってくださったTさん。相手の理不尽さに悲しくなり思わず泣き始めてしまった僕の横で、その相手に殴りかかろうとした武勇伝も忘れられません...。(女性ですw)
●NECホームエレクトロニクス時代から一緒だったNさん。常にかっこよくて笑顔を絶やさない、優しいお兄さんとして憧れの存在でした。
●マーケティングを進める中、僕自身にはわからない“母”としての視点で多くの気づきをプレゼントしてくださったHさん。
●プロジェクトの週次レポートを期限までに出さない僕を、優しい笑顔で待っていてくださったNさん。
●短期間でしたが、同じグループで熱い思いをぶつけ合えたHさん。多様な価値観が揃うチームの可能性や重要さを再認識させてくださいました。
●情報収集&分析に長けて、いつも色々と教えてくださったAさん。僕にとってのキュレーターでした。
●「日本Androidの会」の幹事だけでなく、あらゆる分野で活躍されていて、社内外という枠を超えて活動することの大切さを教えてくださったS先生。
●ドラクエのプリインストールという大きな仕事もそうだし、プライベートでも色々と冒険させいただいたNさん。

他にもステキな方々が新しい出発をされていきました。
本当に、ありがとうございました。そして、これからも、よろしくお願いいたします。


katuhiko0821-NEC玉川


NECの早期退職制度に2393人が応募、対象者の15%
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120828/418802/

NECは2012年8月28日、本社やグループ会社の正社員を対象とした早期退職制度に2393人が応募したと発表した。応募要件を満たす社員は約1万6000人で、対象者の約15%が応募したことになる。2011年度決算で事業構造改善費用として298億円を計上していたが、2012年4~9月期に約29億円を追加計上。1人当たり平均約1300万円となる。

 NEC本体のほか、NECソフトなどグループ会社の間接部門、携帯電話事業やサーバーやストレージなどのコンピュータ機器の事業部門に在籍する勤続5年以上の40歳以上の正社員が対象だった。

 早期退職制度の利用者に対し、退職金に加えて特別転進支援加算金の支給、再就職支援会社を通じた再就職支援サービスを提供する。応募した社員は9月28日付で退社する。

 NECは1月に事業構造改善の一環として、NECとグループ会社で正社員や派遣社員を合計約1万人削減すると発表していた。今回の早期退職の募集により完了するという。

2012年9月4日火曜日

映画『ニッポンの嘘〜報道写真家福島菊次郎90歳〜』

「B to C」から「B with C」へ。そして、「B with C for Social」へ。
ソーシャルシフトを通じた生活トレンドを表現する関係性として、最近、多用しています。

リーマンショックや311東日本大震災による不況や不安がデフォルト化した中、身の丈ほどほどの自分基準のハピネスや、自分にできるコトを見つける。自分にできるコトが他人の役に立つ。ツナガリによる自分探しと社会参画(貢献)を通じて、社会の中での自分の居場所を作る。

この前提となるのが「ツナガリ」。
ツナガリを通じて、知らないことを知る。自分が成長して新しい価値を創出する。仲間と一緒だからこそ、仲間が応援してくれるからこそ、何かができそうな気がするし、行動につながる。

では、ツナガリがないと社会参画(貢献)できないのか?

そんな疑問を感じていた時に、ふと目にした映画の予告編。
たった一人で、常に社会を直視し続けてきた報道写真家 福島菊次郎さん 90歳を知るために、映画『ニッポンの嘘~報道写真家福島菊次郎90歳~』を観てきました。

政治に疑問を感じていて、政府を攻撃しているからこそ、年金を受けない生活を自ら選んで送る意志の強さ。
広島の原爆被害、東大紛争、ウーマンリブ、三里塚闘争、水俣病、自衛隊などの「事実」を直視し、「事実」を伝え続け、「事実」を探求し続ける。それらは、これから起こりえる「未来の事実」で、過去の過ちを繰り返さないようための使命感と感じました。

たった一人で、今も、事実を伝え続けることで、社会や未来をデザインしている福島菊次郎さん。
映画を観終えた今、「ツナガリがないと社会参画(貢献)できないのか?」という問いに対して、自分の中では答えが見つかっていませんが、少なくても、福島菊次郎さんは一人で成し遂げたという事実だけは忘れません。

いや、僕に、勇気がないだけの気がしてきました... (・_・;)


映画『ニッポンの嘘~報道写真家福島菊次郎90歳~』
http://bitters.co.jp/nipponnouso/

katuhiko0821-ニッポンの嘘

2012年8月10日金曜日

DVD『借りぐらしのアリエッティ』

DVD『借りぐらしのアリエッティ』。

弱肉強食による単一化への進行でなく、生物多様性を前提に、異なる種別の存在を認め合うことの大切さを再認識させてくれた作品。人の世界も同じ。お互いの個性を尊重し、認め合うことが大切。ただし、すべてが理想どおりには進まない。最終的に、弱い立場にあるアリエッティの家族が、次の住む場所を求めて旅立ったのが悲しくもあり、現実だとも思った。そのような社会を少しずつでも変えていきたいとも思う。

年頭に掲げた今年の目標を実現するのに残された月日は4か月ですが、焦らずに一歩を刻める日を楽しみに待ちたいと思います。

<今年の目標>
2012年は、2011年に会社を中心とした社内外で実現した“繋がり”と“拡張”の「場」を「継続」しながら、社会に貢献するための一歩を踏み出す一年にします!


借りぐらしのアリエッティ [DVD]/スタジオジブリ

�4,935
Amazon.co.jp

2012年7月17日火曜日

DVD『アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋』

katuhiko0821-アントキノイノチ


昔、プロレスファンだったこともあり、タイトルに惹かれてレンタルした『アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋』。(でも、猪木派ではなく、馬場派でした。)
映画の放映に先駆けて、2011年11月にTBSでドラマスペシャルで放映された作品。

遺品整理業者「クーパーズ」に、原田泰造演じる佐相の入社当時のエピソード。
誰もが他人に理解されず、自分だけで抱える悩みや拘りを持っており、その閉塞感や寂しさに触れられる物語。佐藤江梨子が演じる瞳の「はぁ、がんばっているのになぁ」という一人っきりの部屋での、誰にも届かない独り言が寂しすぎたし、色々と考えさせられました。


ドラマスペシャル『アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋』
http://www.tbs.co.jp/antoki-prologue/

2012年7月16日月曜日

映画『スープ〜生まれ変わりの物語〜』

有楽町を歩いていたら見つけた昔からあるような映画館「スカラ座」を見つけて、ぶらりと入って観た映画『スープ~生まれ変わりの物語~』。
昔ながらの映画館、落ち着いて映画を楽しめる雰囲気がいいですね。


中学生(15歳)の娘を残して、いきなり訪れた死。
あの世で、前世の記憶を残したまま、生まれ変わりの時を待つ死後の人々。
生まれ変わるためには、伝説のスープを飲めばいい。そうすれば、生まれ変わり、また、新しい人生が始まる。だけど、娘のことを忘れたくない、そして、娘に会いたいと願う父。前世の記憶を残したまま生まれ変わる方法に辿り着き、そして、生まれ変わった父。

全盛の記憶が戻ったのは、それから16年後。父が16歳の高校生として、31歳の結婚式を間近に控えた娘と再会。
勇気を振り絞り、娘の前に立つ父。娘に「あなたのお父さんから預かったメッセージがあります」と語りかける父。結婚式の当日、父のことを知るはずもない高校生から語りかけられ、最初は怪訝そうな表情を見せる娘。だけど、高校生の格好をした父から語りかけられる言葉に涙する娘。
「あなたのお父さんは、(娘の)友達の万引きに居合わせた時、あなたは万引きをしていなかったのに、お父さんは怒りましたね。友だちからも、あなたは関係ないから怒らないでと言われながらも、ついつい、あなたを怒ってしまったことを、お父さんはずっと後悔していました。」
「そして、もう一つ、“結婚、おめでとう”」。

たった一つの気持ちを伝えられずに、相手と永遠に別れることになったら、どんなに辛いだろう。それが、最愛の家族であれば尚更のはず。

この瞬間が永遠に続く訳でもなく、もしかしたら、急に途絶えるかもしれない。(そんなの嫌だ...。)
この瞬間を大切に生きることを改めて教えてくれた作品でした。

あっ、そして、スクリーンの中の娘が高校生(の父)に涙した時、僕も泣いちゃいました...。


『スープ~生まれ変わりの物語~』公式サイト
http://www.soup-movie.jp/




2012年7月15日日曜日

Future Innovation Cafe「森林再生」カフェ

$katuhiko0821-森林再生


企業間フューチャーセンターLLP主催のFuture Innovation Cafe、第37回のテーマは「森林再生」。

今回は、株式会社トビムシ、ワリバシカンパニー株式会社の代表取締役 竹本吉輝さん、コクヨファニチャー株式会社 加賀谷廣代さんをお招きしました。お二方の活動を紹介していただき、その内容についてダイアログを通じて「森林再生」について考える場。

お二方共に、「間伐材」の有効利用を通じた森林再生について、多くの活動事例や考えを紹介してくださいました。


間伐材 wikipediaより
間伐材(かんばつざい)とは、森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材のことである。間伐材は、小径木(末口14cm以下)は、杭などの土木用材として利用されていますが、中目材(末口径16~22cm)は、効果的な活用方法がなく、建築用途の需要が少ない。しかし、カラマツなど樹種によっては、長さ4mで末口径22cm以上のものは、大断面集成材用ラミナや内装材として利用されるようになってきている。今後、人工林の成熟により、さらに中・大径木の建築用途への利用が課題となる。


ワールドカフェの各ラウンドの問い
Round1. 竹本さんの話を聞いて何を感じましたか?
Round2. 加賀谷さんの活動について、どう思いましたか?
Round3. 多くの人が森林に関心を持つために、今後、どうしていきますか?


森林の成長過程で、育ちのよい木々の成長を妨げないように、陽が当たるように間引かれる、つまり、伐られてしまう間伐材。間伐材は十分に成長していないが故に質的な面で用途需要が少なく、市場売価より、配送費用等によるコストの方が高くなってしまうため、森林に放置されてしまう。
この間伐材に付加価値を見出して、活用している竹本さんと加賀谷さんの活動。
例えば、間伐材を利用した割り箸「和RE箸」。
割り箸の大量消費による森林破壊が問題視されていますが、それは南米等の自然を「破壊」して製造される割り箸だから。「和RE箸」は日本の間伐材を利用。日本では年間250億膳の割り箸が消費されますが、捨てられる間伐材、それも日本の間伐材だけで、250億膳の割り箸の消費を満たすことが十分にできるとのこと。偏った報道や知識が、正しい活動を許容させづらくしている悲しい実態...。

森林の話を聞き、そして、参加者とダイアログをしていたら、「木」と「人」、「森」と「組織(会社)」を同様に感じるようになってきました。

密集した木は陽が当たらず十分に成長できない。画一化された未成熟な木にしかならない。
木を成長させるためには、陽を当てるために、木(間伐材)を伐ることで、森をデザインする必要がある。
個性を伸ばすために、組織をデザインすることの大切さ。
「効率」を求めるために画一的な従業員を作り出すのではなく、個々人の能力を発揮させて「効果(価値)」を最大化させることの大切さ。

一方で、陽を当てるために、間伐材的な役割を果たす方もいる。伐られて終わりでなく、付加価値を見出して、陽を当てられた方とは違う「効果(価値)」を生み出す仕掛け作り。

そして、木と同様に、人はすぐには育たない。
木を育てるためには森のデザインが不可欠で、同様に人を育てるには組織のデザインが不可欠
だと気づかせてくれた場でした。


株式会社トビムシ http://www.tobimushi.jp/
ワリバシカンパニー株式会社 http://warebashi.com/
コクヨファニチャー株式会社 http://www.kokuyo-furniture.co.jp/

2012年7月10日火曜日

『2時間でおさらいできる日本史』(石原拡親)

小学生の頃、大好きだった日本史。毎月1冊ずつ発売される『学習まんが少年少女日本の歴史』を発売日に買うために、学校から帰ってきたら、まっしぐらに書店まで自転車で突っ走った思い出。とにかく、発売日が待ち遠しい日々でした。

それから30年弱の月日が経った今。
ヴィレッジヴァンガードで見つけた『2時間でおさらいできる日本史』。
昔の日本史好きの血が騒ぎ、・・・とは思いつつ、マンガでなく文字という不安もありながら「2時間でおさらい」というコピーに惹かれて購入。
そして、2時間ではなく、見事に1か月を要して、ようやく読み終わりました...。ふぅ (´Д`)ハァ…

やっぱり歴史って面白いですね。歴史は繰り返されるということがわかります。
また、歴史は積み重なっているということ。
上述した『学習まんが少年少女日本の歴史』も、小学校の頃は全20巻でしたが、今はバブル時代も描かれた21巻目が発刊されているし。『2時間でおさらいできる日本史』も、2010年12月発行なので、菅直人内閣までが描かれていました。

それにしても、小学生時代の印象は強く、登場人物は『学習まんが少年少女日本の歴史』のキャラクターを思い浮かんでいました。

ちなみに好きだった歴史上の人物は、桓武天皇、徳川吉宗。あと、あんまり鮮明な記憶はないのですが、原敬。人物像より、初めての政党内閣というのが印象深かったのかな?


2時間でおさらいできる日本史 (だいわ文庫)/大和書房

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学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)/小学館

�19,898
Amazon.co.jp



まんが日本史 (当時、日本テレビ系列で放送)



2012年7月9日月曜日

Future Innovation Cafe「就活・採用」カフェ

katuhiko0821-就活・採用カフェ2

2012年 7月 5日(木) 18:30-

企業間フューチャーセンター主催のFuture Innovation Cafe、第36回のテーマは「就活・採用」。

リーマン・ショックや311以降、あらゆる価値観の再定義が進む中、広がるセルフブランディングと社会貢献(地域デザイン)への参画。個人と社会に大きな注目が集まる中、昔ほどの依存度がなくなりつつある企業(・・・というより終身雇用制度かな?)。働き方も再定義が進む一方で旧態依然の名残が強く残る「就職活動」。共に社会の一員である学生と企業人。学生から見た「就職活動」と、企業人から見た「採用」について、学生と企業人、それ以外の方々も交えてワールドカフェ形式でダイアログを実施。


ワールドカフェの各ラウンドの問い
Round1. ぶっちゃけ、「就活」って、どう思いますか?
Round2. 「就活・採用」の制度がたった今、日本から無くなりました。あなたなら、どうしますか?
Round3. まったく新しい「就活・採用」の形を作るとしたら、どのようなものがよいですか?
Round4. あなたが、新しい「就活」に対して、やってみたいと思うことは、どんなことですか?


今回も多くの気づきを得た場でした。

そもそも、最も身近な血縁関係である「子ども」でさえ、授かるかどうか、また、男の子か女の子かさえも選べない。そう考えれば、就活/採用という短期間でのマッチングで最高の結果を得られるのは奇跡とも言える。だから、「失敗」を前提とした採用&雇用の仕組み、つまり、転職や異動がしやすいとか、プロジェクト単位での雇用制度にするとか、
もしくは、長期間を要してマッチングを確認し合えるような就活/採用期間にするとか、そんな自由度が求められている気がしました。

日本では就職イベントや転職イベントと銘打って、多くの企業が一同に介する風景が日常ですが、欧米では、学生たちが集まり、個々人がアピールする場があることを初めて知りました。そこに企業が集まり、求める人材を探す。
片方向の仕組みだけでなく、欧米のような仕組みも普及して、双方向に求め合える場が広がれば、ステキだなと感じました。きっと、数年後には、そのようになっている気がします。なんとなくですが、確信に近い想像。


当日のダイアログ(対話)風景やアウトプット

ダイアログ(対話)風景
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.406923196009488.78507.169601343075009
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.407224129312728.78597.169601343075009

各グループのアウトプット
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.407225452645929.78598.169601343075009