Google AdSense

2014年3月10日月曜日

『フロネシス10 シニアが輝く日本の未来』(著:三菱総合研究所)



一般社団法人企業間フューチャーセンターも協力させていただいたPD(Planetary Design)講座。2013年12月18日のPD講座で、三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター 主席研究員 松田智生さんに紹介していただいた「プラチナ社会」の話。


三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター 主席研究員 松田智生さん


研究成果をまとめられた一冊が『フロネシス10 シニアが輝く日本の未来』。お話しをお聞きしてから3か月以上が経ってしまいましたが、拝読したので、改めて気づきを。



高齢化率が25%を超えている「超高齢社会」の日本。身体的な健康年齢も向上し、70代前半までは「中年」という考え方もできつつあります。僕は41歳ですが、僕と同じです。モノが満たされた現在。多様性に応じたコト(体験)が提供され、また、誰もがCo-Creatorとしてコトを創出し始めた現在。知らない、そして、体験していないコトに囲まれた現在。知らないことを知るという「学ぶ」「成長する」ということに楽しさを感じている、この数年の僕。飽くなき探究心。学んで成長するという小学生のような輝き。そんなキモチを抱き続け、そして、世代を超えてノウハウを授受し合える社会。そんな社会が、きっと「プラチナ社会」なんでしょうね。

その一例として、新たな学びの形である「立教セカンドステージ大学」。50歳以上の方々を対象にした入試もある大学。新たな生涯学習の場。
「こすぎの大学」も、武蔵小杉に住まう・勤める・集う方々の交流、そして、生涯学習の場として育てていきたいですし、育て方を学びながら毎回の運営に携わる僕が、きっと成長できる場にもなるはず。
いつもながらノープランな僕ですが、『シニアが輝く日本の未来』を読了して、新しい楽しみを見つけました♪


 立教セカンドステージ大学


 ミヤマ珈琲
地域コミュニティ形成のための喫茶店「ミヤマ珈琲」


<気になったキーワード>

  • 70代前半までは、まだ中年。社会を支える人。
  • プラチナ社会とは、衣食住の確保、移動の自由、情報の自由、そして、長寿といった目標が「量」的に満たされたとき、さらに目指すべき「質」の高い社会のこと。
  • 日本の高齢化率(65歳以上の人口比率)は25%を超えた。一般に高齢化率が7%以上の社会を高齢化社会、14%以上で高齢社会、21%以上で超高齢社会と呼ぶ。
  • 2030年には5人に1人が75歳以上。そして、高齢者の4割が独居。
  • 幸せな加齢の5条件「栄養」「運動」「人との交流」「新しい概念の受容性」「前向きな思考」。それなのに、経年変化では、都市部の男性は、人付き合いが減少傾向に。
  • セカンドライフに合った新しい働き方。自宅から徒歩や自転車で行ける範囲に、自分で時間を決めて働ける場所。月に数万円の収入でも、とにかく家を出て、人と交わって働く機会をつくる。例えば、世代を超えた知識の伝達。
  • 高齢者の多様性に社会は注目すること。
  • これからのシニアの欲求領域「自己実現」「尊敬・承認(認め合う)」「所属・愛(つながり)」
  • ホームコンビニエンスサービス。東急グループ「東急ベル」
  • シニア世代がゆっくりと過ごす喫茶店、地域コミュニティ形成のための喫茶店。銀座ルノアール「ミヤマ珈琲」
  • フランス政府の施策「ひとつ屋根・ふたつ世代」による「世代間同居」。家賃システムは、シニアと過ごした時間が増えるほど、安価な料金設定になっている。週に6日の一緒の夕食と夜間住宅を約束した学生は家賃が無料になる。仲介機関には、シニアに6万円、学生に4万円、合計10万円の手数料収入がある。かつての日本の「下宿」と同じ。
  • シニア人材派遣ビジネス。年齢は背番号、人生に定年なし「株式会社マイスター60」
  • 講師はすべてシニア。イギリスの授業サイトサービス「The Amazings」
  • 新たな学びの形。立教大学「立教セカンドステージ大学」成功要因は、①入学・卒業条件の設定、②ゼミ合宿やサークル活動などを通じた仲間づくり、③学部生と授業を受けられる世代交流の機会。
  • 人間誰でも歳を重ねると先入観や思い込みが強くなり、人の意見を聞かずに自分の話ばかりするようになる。だからこそ、世代や視座の違う人の話を傾聴するワークショップが重要となる。

<構成>

  1. TALK 対談「プラチナ社会への挑戦はシニアが主役になる」
  2. SUCCESSFUL AGING 総論「社会の担い手となるシニア」
  3. SECOND LIFE セカンドライフ「これからのシニアが望む3つの欲求」
  4. SENIOR WOMEN 女性「自分らしく生きる都会単身シニア女性」
  5. TECHNOLOGY 技術「プラチナ社会を支える3つの技術」
  6. CCRC 住まい「シニアが生き生きと暮らすコミュニティへ」


2014年3月9日日曜日

僕が小学2年生だった時の思い出(入院生活)


3月になりました。
娘(望来)が小学2年生になったのが、つい先日のように感じますが、今月で小学2年生の生活も終わります。

僕にとって、“僕自身”の小学2年生の思い出は、一生忘れることができないものです。急性糸球体腎炎になり、3か月の入院生活を送ったのですが、この入院生活を忘れることはありません。




急性糸球体腎炎 ※wikipediaより
急性糸球体腎炎(英語: Acute glomerulonephritis; AGN)は、その90%が連鎖球菌感染に続発していることから、溶連菌感染後急性糸球体腎炎(英: Poststreptococcal Acute GlomeruloNephritis; PSAGN) とも呼ばれており、抗原抗体反応(アレルギーIII型)によって発症するび慢性の炎症である。溶血性連鎖球菌感染後に起こる腎炎が最も多い。小児や青年期に罹患する事が多く、先行する感染としては扁桃炎・咽頭炎等が大部分を占める。

当時、僕は扁桃腺の炎症で、度々、風邪をひくことがあったのですが、wikipediaにも記載されているように扁桃腺の炎症が原因だったんですね。

急性糸球体腎炎は血尿が出るのですが、当時はトイレが水洗式ではなかったため、自宅で気づくことはありませんでした。恥ずかしい話ですが、小学校の帰りにオシッコ(立ち小便)をして、気づきました。ただし、自分が病気になったとは思わず、帰宅後、母に「手品ができるようになった!」とコーフンしながら、外で血尿を見せたのを覚えています。

・・・その後、母に病院に連れて行かれたのは、みなさんの想像のとおりです(笑)。

近所のかかりつけの病院で診療したものの、十分な処置ができないため、大きな病院(神奈川県立汐見台病院)に。すぐに入院が必要とのことでしたが、空きベッドがなく、しばらくは自宅療養に。

初診から1週間後に入院することになったのですが、とにかく安静が必要とのことで、一日中、ベッドで横になっていました。小児科の集合病室に、僕を含めて6〜8名が入院していました。男の子も女の子もいて、みんなが内臓の病気のため、一見健康そうなんだけど、入院しているという不思議な空間でした。

僕は、一日中、安静にしていること、食事の制限として塩分はほとんど禁止、間食も禁止で、一日に一回だけ150mlの100%ジュースを飲むことしかできませんでした。遊び盛りの小学2年生には、動けない、そして、お菓子やジュースがダメというのは本当に辛くて、一日一回の150mlのジュースだけが毎日の楽しみでした。

動けない、お菓子やジュースがダメ以上に辛かったのは、面会時間しか家族に会えないこと。面会時間は15:00-18:00。毎日、母が15:00ピッタリに面会に来て、そして、18:00に帰るという感じで、面会時間の全てを付き添ってくれました。

入院していた汐見台病院は、山の上にあり、毎日、母は急な坂道を歩いて面会に来てくれていました。母は貧血症だったので、坂道を歩いてくるのはキツかったはずで、当時も感謝していましたし、今でも感謝しています。

父も忙しい中、面会に来てくれました。当時は週休二日制ではなく、日曜日だけが休日だった時代。父も残業続きで、毎日24時頃に帰宅しており、普段も朝食の時しか会えない存在でした。そんな忙しい父も、土曜日だけは早く会社を終え、スーツ姿で面会に来てくれた姿を、今でも鮮明に覚えています。

小学2年生と言えば、掛け算(九九)を習う学年。入院生活は3か月に及んだため、僕は先生でなく、看護婦さんから掛け算(九九)を学びました。模造紙に九九の表を書いて、ベッドの上に貼ってくれたおかげで、24時間、九九漬けでした(笑)。

勉強は看護婦さんから学び、そして、遊びは、家族や親戚からゲームをプレゼントしていただき、同じ病室の友だちと一緒に遊んでいました。このプレゼントは、本当に贅沢すぎるもので、みんなが心配してくれていることに、子どもながら感謝の気持ちでいっぱいでした。
プレゼントしてもらったのは、ルービックキューブ、ゲームウォッチ、ボードゲーム、マンガ、・・・。ルービックキューブは数分でクリアできるほどに上達。当時、国鉄が「いい旅チャレンジ20,000km」をキャンペーンしており、これをボードゲーム化した「エポック社の日本旅行ゲーム~いい旅チャレンジ20,000km」があったのですが、違う方々から合計3つもプレゼントしてもらいました。マンガも『まことちゃん』(作:楳図かずお)を全巻プレゼントしてもらったり。僕がシュールな笑いにハマったのは、きっと、この時からなんでしょうね。

3か月もの間、一日も欠かさず、急な坂道を歩いて面会に来てくれた母。仕事が忙しい中、少しでも時間を作ってくれて面会に来てくれた父。勉強で遅れをとらないように掛け算を教えてくれた看護婦さん。心配してくれてお見舞いに来てくださった親戚の方々。父母が僕に付きっきりの中、我慢してくれた兄。みんなに感謝です。

こんな感じで、娘が小学2年生ということで、僕が小学2年生の時の思い出を綴っていたのですが、書きながら、ひとつのこと気づきました。
今、娘が小学2年生(8歳)、僕は41歳。
僕が小学2年生(8歳)だったころ、父母も41歳だったということ。

感慨深いです。書きながら、少し目に涙が浮かんできました。
父母や兄、今の家族にも、そして、僕を支えてくださっているみなさんに「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。

2014年3月2日日曜日

『宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方』(著:古川聡)


第39回「こすぎナイトキャンパス」(読書会)の課題図書だった『宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方』(著:古川聡)。同じ本を読んでいるのですが、読書会に参加者一人ひとりの感じ方が違うのが面白いですね。




宇宙飛行士という職業も、僕らサラリーマンという職業も、職場でのコミュニケーションの“基本”は同じなのだと感じました。チームワークで目的を達成するという共通性があるのだから、当たり前といえば当たり前ですね(笑)。ただし、一瞬の判断ミスが自分だけでなく相手の生命にも関わるという点では、宇宙飛行士の方々は“最善の判断”ができるように、日々、トレーニングを積み重ねていることに感服します。

マンガ『宇宙兄弟』の言葉「訓練は本番のつもりで、本番は訓練のつもりで」。このようなマインドで、日々の仕事に取り組むことができれば、きっと、トレーニングの結果が残せるんでしょうね。でも、ハードルが高そう...。

僕自身、本書で感じたのは「時間と距離を意識する」「時間と距離を楽しむ」ということ。宇宙という視点で書かれていたからですが、近視眼的に考えてしまうと、せっかくの楽しさが“辛さ”になることが多分にあるなぁーと感じました。

内側にいると気づかないことも、外側から見ると気づくことがある。ボブさんから学んだ「Thinking out of the box.」という言葉を、以下の一文から強く感じました。

「滞在中に宇宙から日本を眺めていると、震災被害にあった地域に少しずつ明かりが戻ってくるように感じられました。」 
(『宇宙飛行士に学ぶ心の鍛え方』より) 


<気になったキーワード>


  • チームの中である時はリーダー、ある時はフォロワーになり、それぞれの立場でリーダーシップとリーダーを支えるフォロワーシップを学ぶ。リーダーはフォロワーからの指摘や意見を引き出し、議論し、決断する。フォロワーは、その中で自らの専門性を踏まえて意見する。
  • 反対意見であっても、人格を否定するのではなく、あくまでも、指摘は意見に対して行う。
  • 相手を知り、行動が読めるようになれば対策もでき、ストレスは減少する。
  • 滞在中に宇宙から日本を眺めていると、震災被害にあった地域に少しずつ明かりが戻ってくるように感じられました。
  • 手順書だけでは分からない環境を知るには、経験者に聞くのが一番。
  • 他の人の仕事をサポートすることは、その人を助けるだけでなく、全体の状況をしることもでき、自分の仕事をより効率化するヒントも得ることができる。
  • 正しく怖がる。知ることで恐怖の大部分は解決できる。
  • 予想がつかない状況になった時は、「相手の視点」で自分を見る。
  • 小さな成果を認める。
  • 大切なのは「割り切る」「できることをやる」の2点。自分でコントロールできること/できないことを分けて考える。
  • カナダの精神科医エリック・バーン氏の言葉「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えることができる」。
  • マンガ『宇宙兄弟』での言葉「訓練は本番のつもりで、本番は訓練のつもりで」。
  • 「失敗すること」を前提にした準備。想定外は不可避。


<「こすぎナイトキャンパス」参加者のコメント>


  • 日常生活に活かせる。
  • 無重力環境では空間利用するという視点が新鮮。
  • 松井秀喜の言葉「自分にできることに全力を尽くす」を思い出した。
  • 意見に対して指摘する。人に対して指摘しない。欧米のディベート文化。
  • 近視眼的にならず、時間と距離を楽しむ。
  • 小さな成功体験の積み重ねが自信につながる。
  • 敢えて失敗する。
  • 助けられる人は、助けること。自分にできることが相手にもできると期待してはいけない。多様性を尊重すること。
  • コミュニケーション論。
  • 笑いは、心をリラックスさせる。
  • 心は鍛えられる。メンタルトレーニング。ただし、人に配慮するのはストレスじゃないの?


<構成>

はじめに
第1章 宇宙飛行士のストレス・マネジメントとは
第2章 人間関係からくるストレスへの心の鍛え方
第3章 組織に対するストレスを溜めない方法
第4章 リスクを恐れない心の育て方
第5章 先が見えない不安との付き合い方
第6章 理不尽な出来事に負けない方法
第7章 想定外の危機に立ち向かうには




facebookの友達が1,000人を超えて考えた「新友」


気づけばfacebookの友達が1,000人を超えていました。自分でもビックリでした Σ(゚∀゚ノ)ノキャー


子どもの頃は『一年生になったら』の歌詞「ともだち100人できるかな?」にあるように、100人の友達というのは、とても多い人数と感じていました。子どもの頃だけでなく、社会人になっても同じ気持ちでした。

イギリスの人類学者ロビン・ダンバー氏の「組織150人の法則」でも、よく理解し合える友達の数はせいぜい150人と述べられています。

このように考えると1,000人を超える友達って、理解し合えていない友達の数となりますが、実際にはそうではありません。2009年9月にfacebookに登録した以降、facebookの友達は、実際に面識のある方だけにしています。ワールドカフェやフューチャーセンターなどで出会った方々が多いから・・・というのが理由かもしれませんが、知り合った方々は未来志向で、とても魅力的な方々ばかりです。多くの刺激と学びをプレゼントしてくださる方々ばかりです。「ともだち100人できるかな?」のように小学生気分で、出会いや学びが楽しくて仕方がなかった4年半。この4年半で知り合った新たな友達「新友」。

「しんゆう」と言うと「親友」が浮かびますが、「新友」という言葉が浮かびました。「新友」という言葉が浮かぶと同時に、色々な「しんゆう」が浮かび始めました。

親友・・・親しい友だち。
新友・・・新しい友だち。
心友・・・心を許せる友だち。
深友・・・深い部分で通じあっている友だち。
信友・・・信じ合える友だち。
芯友・・・心の支えである友だち。
伸友・・・自分を成長させてくれる友だち。
真友・・・真の友だち。
進友・・・一緒に前進(=共創)している友だち。
神友・・・神様が巡り合わせてくれたと思うくらいの出会いに感謝する友だち。

他にもあるかもしれませんが、一つひとつの「しんゆう」という言葉と一緒に、色々な人の顔が浮かびました。伸友の●●さん、進友の●●さん、・・・というように。

で、ブログを書きながらテレビをポチッとしたら、偶然にも、AR三兄弟 川田十夢さんが出演している番組『THE BRAINSTORMING 55周年記念日特別番組』が放映中。川田十夢さんとの出会いを通じて「拡張」という思考を学ばせていただき、僕はバージョンアップしました。僕にとって川田十夢さんは「神友」という師匠です。

2014年2月25日火曜日

「こすぎの大学」ブログ

「こすぎの大学」ホームページを開設したと同時に、ブログも開始しました。
最近、書くことが楽しくなってきています。あー、たくさん書きたい。

(補足)
山口美江さんが出演していたCM「あー、しば漬け食べたい」と同レベルの欲求表現。かなり高いレベル。

「こすぎの大学」ブログ
http://kosuginouniv.jimdo.com/ブログ/



2014年2月24日月曜日

まんがで読破『源氏物語』(作:紫式部)


まんがで読破シリーズ。先日の『破戒』に続き、『源氏物語』を読了。

寝る前に少しだけ読書しようと、だけど、疲れているから活字は避けようということで、Amazonで探して『源氏物語』をポチッとしました。


歴史の授業で内容まで学んだ記憶がないので、『源氏物語』と言えば「紫式部」しか想像できなかったのですが、いざ、読んでみると面白いですね。何が面白いかって、いつの時代も恋愛は変わらないなぁーと(笑)。

いつの時代も、男性は正直で単純な生き物、女性は隠し続けるのが上手な生き物。

いつの時代も、男性は女性を不幸にするだけ。時間は戻らないのだから、女性を待たせることは罪。

いつの時代も、恋愛は束縛したくなるものだけど、束縛すればするほどに相手は逃げていく。

・・・と書きましたが、僕は、新入社員当時からずっと女性(の先輩方)に囲まれた社会人生活を送ってきました。女性が活躍する職場から新しい価値が創出され続けるを経験&体感してきました。「女子力」という言葉が世の中で使われる、ずっと、ずっと前から感じている女子力。エモーショナルな価値創出に溢れるオフィス。女性が輝くオフィスは、男性も輝いていました。そういう環境で、多くを学ぶことができて感謝しています。
だからこそ、女性が「専業主婦」という均一化した存在にならず、あらゆる場面で、女性が飛躍&活躍できることを望んで止みません。


2014年2月23日日曜日

『ノーモア立川明日香』(著:小川善照)


先週末、ノロわれてしまい、病院や布団で『ノーモア立川明日香』と過ごしていまいた。
Amazonでなぜかオススメ本としてメチャ押しされて、ついついポチッとしてしまった訳です。

ノロわれて心身ともに弱っている中、読んでいた訳ですが、『はだしのゲン』同様に次のページをめくるのに勇気が必要な一冊でした。『はだしのゲン』ではリアルな被曝実態を直視する恐怖感、『ノーモア立川明日香』では愛された経験(愛着形成)の有無による違いを直視する恐怖感があり、中々、次のページをめくれず...。決して、ノロわれていたというのが理由でなく、健康状態でも同様だったはず。




今は、情報過多の時代。情報より体験が重視される時代。
立川明日香さんの人生を垣間見ることで、体験に勝るものはないと強く感じた一冊でした。

愛されたことがない限り、人を愛することはできない。

児童養護施設で育った立川明日香さん。公園のブランコで遊ぶ立川明日香さんの娘。立川明日香さんは、ブランコの横で娘の姿を見守っているだけとのこと。娘の背中を押したりして一緒にブランコで遊ばないそうです。遊ばないのではなく、遊んでもらった経験がないから、親としての接し方(遊び方)がわからない。

信頼できる人と接したことがないから、「人」との繋がり(接点)を感じることができず、目の前に広がるのは、あくまでも「社会」という現象。

僕には、人の温かさや愛情を感じられない世界が想像できず、想像しても、その世界が恐怖でしかなく、だからこそ、今の生活を十分に楽しむことができる土台を作ってくれた両親や家族、友人などに感謝のキモチを抱いた一冊でもありました。


<気になったキーワード>


  • 居住経験がなかったことに対して「ゼッタイに謝りません。死んでも嫌です。それだと、社会に負けた感じがするんです」。
  • 乳児院を経て、3歳から18歳まで児童養護施設で生育。
  • 彼女の言うポジティブは、楽観主義とは違う。手に入らないとわかった瞬間、完全に諦め、自分は振り回されない、と固く決意することである。
  • 立川明日香は、人と深く関わるのが無意識の内に怖いと感じている。
  • やっぱり自分が経験していないことはできない。だから、子どもに愛情を与えるのが難しいという壁がある。
  • 児童養護施設を出たら、男はヤクザかホームレス、女は風俗嬢でシングルマザー。
  • なんの躊躇もなく必要のないものを切り捨てていける立川明日香。それはそれで幸せな生き方なのかもしれない。
  • 立川明日香は、あくまで「社会」と繋がっているのであって、「人間」と繋がっている訳ではない。
  • 動物園で飼育係に育てられた動物は野生に戻ることが難しい。児童養護施設で愛情を受けずに育った立川明日香も人間社会にすんなり溶け込めないのが当然なのだろうか。


<構成>

プロローグ
第一章 出馬決意
第二章 選挙運動
第三章 市議当選
第四章 釈明会見
第五章 市議辞職
あとがき




2014年2月11日火曜日

まんがで読破『破戒』(著:島崎藤村)


久々に「まんがで読破」シリーズの作品を読みました。これまでに読破したのは、以下の4冊。ブクログで振り返ると、初めて「まんがで読破」シリーズを読んだのは2010年。武蔵小杉のオフィスから埼玉県本庄市のオフィスまで移動する間に読むために購入。電車に乗っている時間は約2時間。暇つぶしのためでしたが、僅か10分足らずで読み終えてしまい、暇つぶしにならなかったことを覚えています(笑)。と言いつつ、短時間で、著名な作品を楽しめることを知り、その後、連続して購入。




 『わが闘争』


今回、読破したのは『破戒』(著:島崎藤村)。Kindleセールで580円が199円だったので、ついついポチッとしてしまいました。

 『破戒』


<あらすじ> ※wikipediaより
明治後期、被差別部落に生まれた主人公・瀬川丑松は、その生い立ちと身分を隠して生きよ、と父より戒めを受けて育った。その戒めを頑なに守り成人し、小学校教員となった丑松であったが、同じく被差別部落に生まれた解放運動家、猪子蓮太郎を慕うようになる。丑松は、猪子にならば自らの出生を打ち明けたいと思い、口まで出掛かかることもあるが、その思いは揺れ、日々は過ぎる。やがて学校で丑松が被差別部落出身であるとの噂が流れ、更に猪子が壮絶な死を遂げる。
その衝撃の激しさによってか、同僚などの猜疑によってか、丑松は追い詰められ、遂に父の戒めを破りその素性を打ち明けてしまう。そして丑松はアメリカのテキサスへと旅立ってゆく。

「変化」について考えさせられた一冊でした。読み終えた時には、少し涙が滲んでいました。被差別部落に生まれたという「変えられない」境遇。与えられた環境で「変わること」「変えられないこと」「変えること」「変えないこと」について考えさせられました。

今年の目標として「素直な考動の先にある、素直な結果を楽しみにしながら一年を過ごします」と掲げましたが、今一度、「素直な考動」を全うしたいと考えることができた夜でした。


2014年2月9日日曜日

『2回以上、起業して成功している人たちのセオリー』(著:博報堂ブランドデザイン)


チャレンジプロジェクトでお付き合いのある博報堂ブランドデザインさんの著書。これまでも何冊か博報堂ブランドデザインさんの著書を読みましたが、すべてがオススメです。



今回、『2回以上、起業して成功している人たちのセオリー』を読了。都知事選で話題の家入一真さんをはじめとして、タイトルのとおり、一発屋ではない起業家の方々へのインタビューを通じて、共通のセオリーをまとめた一冊。「事実は小説よりも奇なり」で、旧来のマーケティング思考やアプローチとは異なるセオリー。イマドキな感じで共感するセオリー。「人は成功するから幸福になるのではなく、幸福だから成功する」(ショーン・エイカー氏)の言葉がしっくりきたステキな一冊でした。



<気になったキーワード>

  • 「起こす」ことが求められる時代。いま必要なのは「コトを起こす力」。
  • なるべく「決めない」人生を歩んできた。
  • 自分の言葉が誰に届いているかを常に意識している。具体的に相手の顔を創造できていないものは届かない。
  • 仕事と遊びを分けて考えない人の方が、起業には向いている。
  • 社長のビジョンやストーリー、やりたいことに惚れて、みんなが集まってくる訳だから、合議制で物事を決めるようになったら本末転倒。
  • 逮捕されることと、死ぬこと。それ以外はリスクでも何でもない。
  • 実際に成功している人を見ていると、だいたいみんな真面目。不真面目に見えても仕事では真面目。
  • すべて「人の役に立つ」という一点で繋がっている。
  • 新しい変化の兆しは、調査で把握されるような全体の傾向として表れてくるものではない。最初は小さな変化。
  • つなぐことで新しい価値を生み出し、関わる人たちの間にハッピーの連鎖をつくる。
  • ビジネスのアイデアは多産多死が当然。1分の1で成功しようなんて考えが甘い。
  • 今から動いたら、1年後には絶対何かが変わっている。
  • 起業家に求められる2つの資質。「情熱」と「柔軟性」。
  • 経営とクリエイティブのバランスは、2対8。不確実でコントロールできないことがあるから。
  • とにかく前に進むことをやめない。問題を抱えても立ち止まらずに、いつも「前のめり」でいられるように心がける。
  • プラプラ期は、フラフラ期、ブラブラ期とは異なる。
  • 「いくら儲かるのか」でなく、「いくらまでなら、損しても構わないか」を前提に発想する。

<2回以上、起業して成功している人たちのセオリー>


  • セオリー1 市場調査を信じない
  • セオリー2 事業計画にこだわらない
  • セオリー3 キャリアを積み重ねない
  • セオリー4 度胸で勝負しない
  • セオリー5 運がいいと信じている
  • セオリー6 「なにを」より「だれと」
  • セオリー7 「弱み」に徹する
  • セオリー8 「競合」より「協業」


<構成>

  • はじめに
  • ケース1「休職して2つの会社を立ち上げました」(株式会社スポットライト代表取締役 柴田陽)
  • ケース2「0円でものづくりに取り組んでいます」(Liverrty代表 家入一真)
  • ケース3「リレーションのなかでできる事業を実現していきます」(Win-Win Partners代表 飯野司)
  • ケース4「29歳でのメジャーリーグ挑戦がきっかけです」(株式会社アルヴァスデザイン代表取締役 高橋研)
  • ケース5「使命感につき動かされて企業しました」(株式会社はぴきゃり代表取締役 金沢悦子)
  • ケース6「44=17+3+23 いろんな起業をしてきました」(ケアプロ株式会社取締役副社長、ラクスル株式会社取締役副社長 守屋実)
  • ケース7「年に1、2万社の企業が生まれる仕組みをつくります」(MOVIDA JAPAN株式会社 代表取締役 孫泰蔵)
  • ケース8 2回以上、起業して成功している人たちの言葉
  • まとめ 連続起業家たちが実践している8つのセオリー
  • おわりに


2014年2月4日火曜日

2014年の目標「健康に過ごす」

2月になりました。

一年の計は元旦にあり、と言われますが、昨年も、そして、今年も目標を考えながら1月が過ぎ去ってしまいました。

この数年、自己紹介を兼ねて目標を、about.meや、twtterのプロフィール欄に記載しています。


2011年
多摩川沿いに住む38歳。 NECカシオモバイルコミュニケーションズで 「企てること」を生業としています。 2011年は、2010年に体感した「繋がり」「拡張」を 具体的な行動として結果を残します!

2012年
多摩川沿いに住む39歳。NECカシオモバイルコミュニケーションズで「企てること」を生業としています。2012年は、2011年に会社を中心とした社内外で実現した“繋がり”と“拡張”の「場」を「継続」しながら、社会に貢献するための一歩を踏み出す一年にします!

2013年
多摩川沿いに住む40歳。NECカシオモバイルコミュニケーションズで「企てること」を生業としています。2013年の目標は「続けるチャレンジ」(≠チャレンジし続ける)。やみくもにチャレンジするのではなく、現在続けているチャレンジを継続することで何かしらの答えを見つける一年にします!

自分の転機は2008年と2010年。
リーマンショックやiPhoneが日本に上陸して価値観の再定義が始まった2008年にケータイの商品企画からマーケティング担当になり、それまで以上に生活者視点での未来創造に興味を抱くようになりました。2010年に「SHARE」という生活トレンドを探求し始め、ワールドカフェやフューチャーセンターなどに出会い、完全に価値創出のアプローチが「Co-Creation(共創)」に転換。311東日本大震災もあり、個人が胎動する時代を目の当たりに。さらには、個人が地域デザインに参画する時代に。「Social Good」という「いいね!」が共通価値となった現在。まさに「CSV(Creating Shared Value)」の時代。

2010年以降の4年間は、僕自身も、企業間フューチャーセンターのメンバーの一人として企業の枠を超えた活動に参画し、また、自社内でも「ムサコ大学」や「S&S Lounge」を立ち上げ、そして、昨年からは「こすぎの大学」を通じて地域デザインにも参画するなど、自分の活動範囲が一気に広がり、充実した時間を過ごしてきました。
多くの方々に出会い、知らないことを知り、多くの気づきを得て、小さな一歩ながら行動し続けてきた、この4年間。まだまだ、現在進行形ではありますが、自分自身を「Re:デザイン」できた4年間でもあった気がします。

この4年間の体験はかけがえのない財産であり、同様の生活をこれからも末永く持続できるように、今年は、少しだけペースダウンして、一瞬一瞬を大切にしながら過ごしたいな、と考えるようになりました。3rd placeがある喜びを感じながらも、ハードスケジュールで身体的に疲れを感じた日もありました。なので、今年は、一瞬一瞬を大切に、一瞬一瞬をカラダ全体で感じながら過ごしたいな、と感じた次第です。

で、今年一年を過ごすにあたって大切にしたいキーワードが「健康」です。
身体的にも、心理的にも「健康」であり続けること。

身体的な健康は、昨年同様、ジョギングやウォーキングなどの適度な運動と、健康管理を続けること。
心理的には、喜怒哀楽を表現すること。感情で語ること。素直に毎日を楽しむこと。

もちろん、ぬるま湯な生活で一年を終えようとは考えていません。適度なストレスを与えながら、これまでのチャレンジ(活動)は継続しますし、新しいチャレンジにも挑みたいとも考えています。

このように考えることになったきっかけがあります。

身体的な健康は、「NIKE+ FUELBAND SE」の購入。
かっこよくて欲しかったのですが、iPhoneでしか使えないと思っていたので、androidの僕は諦めていたのですが、友人があっさりと「パソコンでも使えるよ」と教えてくれて、昨年末に購入。左手にFUELBANDを装着し、毎日、健康管理を楽しむようになりました。
これまでも歩数計をポケットに入れてはいたのですが、腕時計代わりに装着することで、自然と目にする機会も増えて、健康管理への意識が高まるようになっています。
同時に、目にする度に「パソコンでも使えるよ」とあっさりと教えてくれたシーンが蘇り、笑顔になります(笑)。



心理的な健康は、昨年末以来、感情を重ねる体験が増えたこと。
五感で相手や自然を感じることが増え、それと同時に、自分が素直な状態でいる心地よさを感じるようになりました。無理をしていない状態と表現した方がいいかもしれません。
昨年、一人ハイキングで三頭山や御岳山を訪れ、青空の美しさに感動したものの、数日経つと、その美しさも忘れてしまい、青空を見上げることが少なくなっていた日々でしたが、昨年末以来、夜空を見上げたり、毎日の中で自然を感じることが日常化してきた感があります。


BLOG「三頭山に一人ハイキング」
普段見上げない空だけど、見上げたら、こんなにも眩しいのかって思った。そして、木々の中から溢れるヒカリが美しすぎて感動。
普段、如何に自分が目の前しか見ないで歩いているのか、ということがわかりました。たまには、一呼吸おいて、空を見上げることも大切なんだなぁーって思いました。


前置きが長くなってしまいましたが、今年の自己紹介&目標は以下にしました。

多摩川沿いに住む41歳。NECで、次代のNECらしさを可視化することを生業としています。2014年の目標は「健康に過ごす」。心身ともに健康だからこそ、感じられることがあるし、今続けているチャレンジも素直に楽しめるはず。素直な考動の先にある、素直な結果を楽しみにしながら一年を過ごします。


今年一年も、よろしくお願いいたします!