第3章以降の気づきです。第2章までの気づきはコチラ。
●引用 その7「力強い問い」
「力強い問い」は「ポジティブな行動を生み出す問い」であるとも言えましょう。
→仕事でもそうですね。
「他社に如何にして勝つか?」より、
「自社商品/サービスを喜んで選択してもらえるには?」の方が
様々な視点で色々なアイデアや、本質的な答えが見つかるし。
納得!
●引用 その8「ワールドカフェの実施が適切かどうかを判断する」
ワールドカフェが適している場合
・重要な戦略的課題やチャンスについて深く検討する時。
・現在のグループ関係を強化し、結果を出そうとする決意を強めようとする時。
・他
ワールドカフェではない他の会議の手法が適している場合
・一方的に情報提供を行う場合。
・結論や意思決定を行わなければならない場合。
・すでに決定している施策の実行計画を策定する場合。
・他
→こうやって分類すると、会社の会議体は、ワールドカフェ形式が
望ましいケースがほとんどですね。
でも、なかなか、業務効率化という短期的な視点で、
ワールドカフェに関する理解が進まない、理解をしようとしない
というジレンマも事実。
みんな、「もう一人の自分」の可能性を見つけるために、
コミュニケーション欲求は強いのに、最初の一歩を踏み出せる
ような場作りが、実は難しく、妙案が浮かびません...。
●引用 その9「ディスカッションとダイアログの比較」
ダイアログとは、自分の立場や考えに固執せず、お互いの発言を深く探求しながら、共通の意味を探し求める会話のあり方をいいます。(中略) ディスカッションが相手を論破して自分の考えを通そうとするのに対して、ダイアログでは相互理解を深めようと、相手の考えの背景を理解しようという点にあります。
→ディスカッションは、相互理解を促す手段と認識していましたが、
「相互理解」という点では、「ダイアログ」という言葉遣いが
正しかったんですね。これからはダイアログという表現を使う
ようにします。
●引用 その10「こんな会話の手法が求められている」
①立場や見解の違いを超えたコミュニケーション
②一人ひとりのつぶやきにも耳を傾ける
③すべての利害関係者が参加できる
④多様性を受け入れる
⑤力によらない問題解決、合意形成
⑥共通の拠り所を発見する
→幼稚園に通っている娘の会話を見てると、
まさに、こんな感じ。
小さい頃はできていたのに、大人になるとできなくなる。
小さい頃はできていたということは、本能が求める
コミュニケーションの在り方ということなんでしょうね。
●引用 その11「ワールドカフェが拓く可能性」
①トップダウンでもボトムアップでもない意思決定
・“TO”から“WITH”へ
②知識を共創し共有する
③場づくりを通じた新しいビジネスモデルの可能性
→これは、コミュニケーションツールという「ケータイ」を
企画している自分にとって避けては通れないというか、
アプローチしなければいけない方向性と合致しすぎて
いて、身震いしちゃいました。
最後に...。
この本は、ワールドカフェに関して書かれていますが、ワールドカフェという一言に括ることができない要素を多く含んだ一冊でした。
よく、人という字は、人と人が寄り添った象形文字から成り立っていると聞きますが、人は一人では生きていけない。人と人がコミュニケーションする際に必要となる要素や、その本質を再認できます。
ビジネスもコミュニケーションの一つ。なので、ビジネス書という位置づけでも、多くの気づきを得られるはずです。
素敵な本をプレゼントしてくださった大川さん、本当にありがとうございました!
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