関東学生マーケティング大会でご一緒させていただいている博報堂ブランドデザインさんによる『ビジネスを読む 思考停止ワード44』を読了。
これまでも、博報堂ブランドデザインさんによる著書を拝読させていただいていますが、全てがオススメ。マーケティングやブランド担当者でなくても、きっと、イマドキの働き方や価値創造をしている方々は共感を抱かれれるはずです。
これまでに拝読したのは・・・、
- 『「応援したくなる企業」の時代』
- 『ビジネス寓話50選 物語で読み解く、企業と仕事のこれから』
- 『2回以上、起業して成功している人たちのセオリー』
- 『ビジネスは「非言語」で動く 合理主義思考が見落としたもの』
- 『ビジネスを読む 思考停止ワード44』 ※今回、読んだ本
本書で述べられている思考停止になる44の言葉。僕自身、普段から使っている言葉が多かったです。違和感を抱きながらも、自分の勇気のなさもあり、会社“内”でのコミュニケーションの効率化上、ついつい使ってしまう時があるのですが、これからは違和感を違和感として伝え続けるようにします。できる限りですが...。
<気になったキーワード>
- 「顧客第一」
まずすべきことは問題の解決ではなく、問題の発見。 - 「うちの業界」
業界は生活者目線から生まれるのではなく、企業側の目線で規定されて存在する。 - 「成長」
どんな企業も「成長」のために設立された訳ではないはず。 - 「差別化」
“競合品”よりも“代替品”に着目すること。 - 「ターゲット」
ターゲットという言葉を“仲間”という言葉に置き換える。 - 「リスク」
リスク(危険)はリターン(利益)とセットで語られるべき言葉。リスクだけが存在する訳ではない。 - 「マーケティング」
マーケティングは、売れる仕組みをつくること。セリング(単純な販売活動)をなくすのが目的。 - 「ブランド」
微妙な差異でなく、表層的なイメージでもなく、「社会にとって有意義で、魅力的な個性」こそが、今、支持されるブランド。 - 思考停止と解決の視点
目的を見失う → スピリット
過去にとらわれる → 未来思考
横並びになる → らしさ
私を棚に上げる → 共創
<構成>
はじめに
第1部 「漢字系」の思考停止ワード
第2部 「カタカナ・英字系」の思考停止ワード
第3部 「ひらがな系」の思考停止ワード
おわりに
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