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2011年6月28日火曜日

DVD『もののけ姫』

『もののけ姫』を鑑賞。
1997年の作品。もう14年も経ったんですね...。
感想を問われても、内容よりもドライブインシアターで観たことしか思い出せなかったのですが、改めて観て、感じることが多々あった作品でした。

前半を観て感じたのは、正解しか選択肢がないクイズを出されているということ。
「生きる」「生き続ける」、「伝統を守る」「変化を受け止める」「変化を創る」という正解だけの選択肢。

答えがあるのか?と自分に問いながらの後半。

「伝統を守る」象徴のシシ神様。
崇高な存在で、森の平和を保っている存在であるにも関わらず、首を切られた途端、姿を変えて、自分の首を探すことに執着し、森を破壊。
「伝統を守る」ことに固執し、逆に、それまで慕ってくれていた方々を不幸に。

その後、もののけ姫(サン)は森に戻り、アシタカはタタラ場に。アシタカの「共に生きよう」という言葉と共に、お互いを尊重し、受け止めて、共生&共創のアプローチに転換。

全てが「現時点」の答えとした時に、「未来」を想像して答えを決める覚悟の重要さ、
また、「変化を創る」ことの大切さ
さらに、その変化はコラボレーション(共生・共創)を通じて創出されることを感じた作品でした。

ソーシャルな時代のイノベーション創出の在り方を予測していた作品なんですかね?



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