お世話になっている精クリエイティブ 青木精一さんの著書『1枚で売れ!』。献本してもらったのが2008年か2009年。流し読みだけして、じっくり読んでいなかったので再読。
2008年6月発刊ながら、現在を示唆する内容に溢れた一冊でした。
読みながら、気になったキーワードをツイートしていたのですが、それをtogetterでもまとめたので、こちらもご覧ください。あくまでも自分のメモ用ですが...。
http://togetter.com/li/729694
精クリエイティブさんとの出会いは2007年。毎月、トレンドインサイトというワークショップを通じて「観察」と「気づき」の大切さを学び続けました。
僕の真面目な性格上、ついつい、何事も“考えてしまう”のですが、ワークショップを通じて、徐々に考えずに、気づいたことを正直に伝えられるようになりました。ただし、そこに至るには2年の歳月がかかりました。ワークショップに参加し始めて2年が経った時に、精クリエイティブ 青木精一さんが「岡本さんも変わりましたね」と仰ってくださったのがとてもうれしく、今でも、その時のことを鮮明に覚えています。
意識化された5%、無意識の95%について、実践を通じて学んだ場がトレンドインサイトのワークショップでした。この頃は、本当に楽しかった。しみじみ...。
株式会社精クリエイティブ
http://www.showcre.com/
<気になったキーワード>
- アイデア労働の3つのムダ。①考えすぎ、②まじめすぎ、③ネタ不足すぎ
- アイデアは考えるな!気付け!
- 3ステップアイデア法。ステップ1「観察」、ステップ2「気付き」、ステップ3「発想」。
- 心が動いたウソのない「今」を「ネタ」として切り取り、そこから「おやっ」と思ったポイントを引き出す。
- 観察のポイントは、①おもしろい、②新しい、③変わっている
- 観察は出会い。一期一会を大切にし、自分の感情に正直に、心が動いたネタを探す。
- 観察したネタには「アダ名」をつける。キレイなタイトルではなく、思い出しやすく、「ネタ」の「キモ」がわかる「アダ名」。
- ネタに出会うためには自分の足を使って観察することが大切。
- ベタな表現は、手垢のついた言葉よりもずっといい。
- 消費者の欲求を先回りして察知して、新しいニーズを仕掛けていく時代。
- 「刺し語」から導いた「ビジネスアイデア」。身近な3人に納得されない場合は成功する可能性は低い。
- 「観察」は、見えないものを見える化すること。「気付き」は、空想すること。「発想」は、情報をくっつけること。
- 24時間パトロール体制、生活360度視点。
- 成熟化時代とは、アイデアこそが求められる時代。
- 売れるヒントは「モノづくり」でなく、人間の感情に訴える「モノ語りづくり」。
<構成>
はじめに
序章
ステップ1「観察する」
ステップ2「気付く」
ステップ3「発想する」
実際の「3ステップ・アイデア法」活用事例
おわりに
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