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2010年3月15日月曜日

『和田裕美の人に好かれる話し方』後編

ようやく読破した『和田裕美の人に好かれる話し方』の後編で感じたこと。

●第4章 話と話をつなげる

会話中、できるだけ相手の話を聞こうとするんだけど、ボキャ貧&せっかちのため、すぐに結論を切り出してしまう癖があります。ボキャ貧を解消するトレーニング方法として読書が推奨されていました。読書量でボキャブラリーは増えるとのこと。ビジネス書は簡潔に書かれているため、ボキャブラリーを増やすには不適切で、小説が適しているらしい。
でも、最近、めっきり読書が苦手になってきたので、違うトレーニング方法がないかな?

あと、話をつなげるテクニックとして、見栄やごまかしをせずに、「知りません」ということも大切らしい。これ、どんなことにも通じることだけど、大切だけど、なかなか難しい・・・。

●第5章 声は武器にも弱点にもなる

気づかない内に人をイライラさせる声があるらしい。
自分はあまり人の声を気にしないけど、自分の声は気になる。
高いから、ちょっとコンプレックス。
風邪を引いて、のどがガラガラだと、「いい声じゃん」って言われるくらいだから。
普段は、人をイライラさせているんだろうか???

●第6章 仕事のプロとしての話す力

「事実だけを機械的に伝えない」というタイトル。
人は事実だけでは動かず、感情で動くと書かれている。
ここ、難しい。。。

一つ前のブログに書いたけど、
> 想いは人を動かす。
> しかし、想いが強すぎると想いと想いがぶつかり想いが通じなくなる。
> 想いが通じなくても事実や行動は、人を動かす。
自分の想いと、相手の想いがぶつかり、想いが通じなくなるのも事実。

如何に事実を曲げずに、事実として自分の想いも重ねながら伝えるか。
また、事実と、自分の想いを切り分けて伝えるか。
感情を共有するのに、言葉で表現するだけでなく、表情や雰囲気で伝えるのがいいのかな。

この章で一番印象に残ったのが、「思いやりの松竹梅」。
梅・・・自分がしてほしくないことを相手にはしないという思いやり。
竹・・・自分がしてほしいことを相手にしてあげる思いやり。
松・・・相手がしてほしいことをしてあげる思いやり。

思いやりの松、相手に喜んでもらうためには、兎にも角にも、自分がハッピーになるのが大前提。
前編でも書いたけど、相手を思いやるスタンスとして「相手のファン」になることが大切。このスタンスになってから、自然に自分もハッピーになれるようになった。

●第7章 心に届く言葉の使い方

説得力のある話し方の条件、それは、、、
1 信頼される人であること
2 ロジカルに話せること
3 感情を表現すること

2と3はテクニックなので「うん、うん」って、すぐに理解できたけど、1は「そーだよね」って関心したと言うか、ハッとさせられた。確かに、そう。相手に理解してもらうには、まずは、自分を理解してもらわないと。また、その理解が信頼に傾いていないとね。


こんな感じで、ようやく読破。

本のタイトルは『人に好かれる話し方』だけど、最後まで読むと『人に好かれる人になる方法』だったなぁ・・・って強く思った。人に好かれるのは話し方でなく、その人自身。
好かれる人に少しでもなるにあたって、「ファンの気持ち」というスタンスと、「にこーー」は大収穫。この2つだけは、日々、実践していこうっと。

あと、ボキャ貧を克服するために小説も久しぶりに読もうかな。どんな小説がオススメですか?


和田裕美の人に好かれる話し方 (だいわ文庫)/和田 裕美

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